明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近ブログが滞りがちである。ウィンドウズのキーボードが突然暴走し、キーボードを替えても、ドライバを入れ直しても駄目である。『貝の穴に河童の居る事』を作ったマックはモニターの接触が悪く、青木画廊の個展まで騙し騙しなんとかやり終えたが、繋がったとしても、何もかも旧く、ネットを見るにも不自由な有り様なのであった。よって携帯で書いてウィンドウズにメールし、それをコピペする、という面倒臭さで、ただでさえ、たいしたことが起きる訳でもなく、書かなければ書かないで、ばがばかしい日常をわざわざお知らせしないで済む、という寸法である。 リコーの個展が始まるまでは、余計なことを始めないよう、新たに粘土の入手を控えていたくらいなのでまあ、いいか、と思っていたが、作りたいものが喉元まで出てきており、それを押さえることが何よりのストレスになるので、そろそろいい加減にしたいところである。もっとも、わざと作り惜しみをして、空腹を演出し、御馳走感を増幅させ、ヨダレを垂らさんばかりに食らいついて快感を倍増させよう、というマゾ的癖が昔からあるので、またやっていやがる、と思うのだが、これは子供の頃、あれをやっちゃ駄目、これをやるな、と散々いわれつづけたゆえに培われた癖に違いがない。そういえば母と同居中にこそこそと、人魂を筆で書いたり円朝や幽霊を制作したりと、あの楽しさは尋常ではなかった。

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『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』

石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)

展評銀座青木画廊
『ピクトリアリズムⅢ』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtub


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