明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



人形2体の内、永井荷風の七輪の上の鍋と眼鏡が見つからないので当日までに作らなければならない。そんなことを放っておいて、Mさんのご招待で越後湯沢のMさんのご友人の別荘に行って来た。当然東京より涼しくはあるが、Mさんに言わせるとこんな暑いのは始めてだという。グランドピアノとドラム、ギターがあり、そんなものを悪戯したりしながら白瀧酒造の湊屋藤助をひたすら。昼はスキー場を見に行ったり露天風呂に入り、帰っては池にぶら下げ冷した物を再びひたすら。おかげで様々忘れて気分転換になった。 明日は個展会場の飾りつけだが、現場を知っている人に任せるのが一番。私の出番はないだろうが、江戸川乱歩だけ持って行くことにする。 今回の個展はアナログ時代の作品が多く出品されるが、思い出したのが2001年に阿佐ヶ谷のジャズバーにより制作されたCD『ASAGAYA FRIENDS』(2001)である。表がバド・パウエル御一行3人が阿佐ヶ谷駅前に着いたという趣向で、裏が商店街を歩く寺山修司という珍妙?な物で、寺山は私の手持ち。御一行は関係者に一人一体持ってもらって駅前で撮影した。オーナーに聞いたらまだ在庫があるというので並べてもらうことにした。音楽監督が演奏もしているベーシストの井野信義。すべてオリジナル録音で山下洋輔の『ぐがん』友部正人の『一本道』池田篤クァルテットの『TOWN』佐野史郎(vo、g)角野卓造(g)の『沼底の街』など。


石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)

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『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』

展評銀座青木画廊『ピクトリアリズムⅢ』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtub


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