明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近はできるだけ制作について書くようにしているが、長い事続けていると、そうも行かない場合も多く、特におかしな人物との交流を書いて、人形作家としての神秘性はすでに失われている。かつて私の検索ワードにその人物のイニシャルが出て来ると聞いて、ゾッとして以来、その人物には触れないで、できるだけ制作について書くよう心がけている。昨日も個展をやるリコービルといえば、という話になり、その70間近いカワウソあるいは陸カッパ状の人物が、昔、浜町の寮から同僚数人で日比谷公園までアベックを覗きにいった話がでた。それが浜町から全員裸足で、銀座4丁目のリコービル、当時の三愛の前を通り、交番でとがめられる事もなく日比谷公園に向かった話は何度も聞いている。足音を消すためなら、現場についてから靴を脱げばいい。何も浜町から裸足で行く必要はないだろう。同僚はおなじ故郷の連中だったらしいが、誰もそのことについて疑問を感じなかったようだから、出身地は書かないでおく。不思議なのが、こういうしでかしたことに関して恥ずかしい、という感覚はないらしくカラカラと楽しそうに笑っている。そもそもこのオヤジは酒場の女性や自分の兄弟に◯さんて私のHPを検索してみろ、とまるで自分の活躍を読め、とばかりにいいふらしているのを知ってさらに呆れた。勿論でてくるのは不名誉なことばかりだが、何故か笑っている。 今回の個展ではカタログを作るので、出品作をもう決めなくてはならない。

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』

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石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)

展評銀座青木画廊
『ピクトリアリズムⅢ』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtub

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