明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


引っ越し先に行き、電機屋と打ち合わせ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫の配達を手配する。増税前に、スケジュールが混みあっているようである。考える事は皆同じ。心身共に疲れが溜まってきており、あっち行ったりこっち行ったり、がくたびれる。引っ越し終わったら、作る事以外何もしないぞ、と誓うが、まだ本やレコードの段ボール詰めもやっていないうちにる何を誓っている、という話しである。子供の頃、どこかの王様に石の牢獄に幽閉され、算数宿題しなくて良いから、ここで一生好きな事をやっておれ。クレヨン、鉛筆、粘土使い放題、専用図書室もあるぞ、なんて事を空想した私である。人の性根は、そう変わる物ではないらしい。これがあと一月続くなら、おそらく私は貝になりたくなるであろう。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界

 



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