明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



母と一時同居して以来、自炊をしていない。母は男が、というより私が食材を買い物をしたり料理をするのを喜ばなかった。18から一人暮らし、今さら、という話しだが、妙に古いところがある。危ないのでガスを止めてIIHにしてからは一度も作っていない。しかし、若い頃の不節制は、今さら如何ともし難いだろうが、せめてもに、引っ越しを機に新たに包丁を揃え、出来るだけやって行きたいと考えている。砂町銀座商店街もあるし。かつては魚を3枚に下ろし皮を湯引きしたりしていた。 工芸学校時代の友人から電話。毎年忘年会をしているメンバーの一年先輩が脳梗塞で入院していて、四カ月経つという。ようやくリハビリ施設に転院するという。左側でまだ良かったな、と言いながら、何かを作ると言う仕事は、そう単純なことではないことはお互い判っているが、本人がいないところでは、そんな気休めを言うしかない。知らせて来た彼にしても過去に脳梗塞で二週間入院している。 昨日設定したばかりの架空の寿命時計の針をさらに3年ほど縮めておいた。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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寿命  


十時に不動産屋に行き、契約を済ませる。地図上はともかく、実際は、不動産屋の車で一度行ったきりなので、引っ越し先に独力で行ってみようと考えたが、行ってもまだ入れないし、うろうろして、くたびれるだけ、という可能性が高く止めた。昼食を取り図書館へ。。 近いウチに制作に関係無い本は処分するつもりである。最晩年、永井荷風、谷崎潤一郎、三島由紀夫、江戸川乱歩の全集を並べ、読みながら、折り返し辺りで死んでいる、なんて能天気で都合の良い事を事を昔は考えていたが、まさか、これほど生臭いままとは思っても見なかった。それもまだ寿命があるだろう、と高をくくっているからではないか。知り合いが先日の京急電車衝突事故の車両に乗っていたと知り、ますますそう思った。想定する寿命を短めに考えておかないと、私など無駄なことに時間を割いてしまうだろう。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』

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『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界



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