明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日から胃がもたれたような、胃壁が荒れたような感触があり、なんだか今ひとつの感じだが、原因は、部屋の片付けをしているせいであろう。昨日古本屋に来て貰ったが、焼け石に水、量が減った気が全くしない。江東区内の業者に再度頼もうと考えている。最近は置くところもないし、書店を覗く事も避けて来て、本が無くなれば、また買えるのだ、と考えたが、なかなかそうは行かない。 今日、やはり一種の病気の人と話した。その人はコレクションを売れば大変な資産なのだが、私の見立てだと、自分が開発した商品は売れるのに、他人が作った物はチラシ一枚も売れない、という特殊な病を抱えている。古書業者に言わせれば、処分したら元気がなくなってしまうだろうとの事であつた。そうしたものであろう。売れば楽になるのに、コレクションの重みで家が痛んでいるのにブックオフを覗かずにはいられず、またダブった本を買ってしまう。そんな時、快感物質が溢れ出るのだろうが、「一度医者に見て貰ったらどうですか?」私は本気で言ったのだか、先方は冗談だと思ったらしく笑っていた。

 
タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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