明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



臨済宗の寺はそこら中にあるというのに一千年以上前の宗祖、臨済義玄像は、立体どころか絵画作品も少ない。そういえば本場中国はSNSなど規正がある。検索したって出てくる訳がないな、と中国のエンジンで検索してみた。ドドドッと出てくるかと思いきや、意外な物は一つもない。がっかりした。『虎渓三笑』は知らない作品、現代のイラストなど出てきたが、驚いたのが『慧可断臂図』である。雪舟作と達磨の向きが同じ、中国語なので、いつの誰の作品か判らないが、これが国宝雪舟作品の元なのか?拡大が出来きないが、引きの絵なので、積雪や洞穴の様子はこちらの方が良く判る。 ところがドラマがあり、慧可が腕を切る場面もあった。悪党と達磨がカンフーで戦うシーンに唖然。火の着いた矢が達磨に刺さり、僧侶の焼身自殺のように燃え上がる。それを輪になって祈る僧侶達。ここで映像が止まってしまった。まあこの先を見るまでもないだろう。そういえばここは少林寺であった。

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