明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



母が亡くなり冠動脈の手術があろうと、制作中の作品の完成に対する期待感のおかげで平静を保ち笑っていられる。それは幼い頃からお馴染みのモルヒネ成分に似た脳内麻薬のせいだろう。 勘違いしていたことがある。私の気の合う友人、何か作っている連中も、私同様、あの物質が脳内に生成されていると思い込んでいた。それが、結婚をして子供を作ったり、株式会社を立ち上げたり、あの物質が脳内に生成されている人間とは思えない奇妙な行動を取るようになる。そうこうして連中にはあの物質が生成されていない?と気付くが、だとしたらあまりにも可哀想で、とても確認することが出来ずに今に至っている。 まあ人の幸せは人それなので、ここだけの話にしておくけれど。



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