国公立大学の後期日程も終わり、今年度の大学受験もエピローグを迎えようとしています。毎年のことですが、大学入試を終えた生徒たちは「大学受験は思っていた以上に厳しかった」と口を揃えます。日々の勉強の厳しさもそうですが、倍率の高さ故、合格する気持ちと自信が萎えてしまうこともあるかも知れません。厳しい言い方かもしれませんが、ベビーブーマーで激しい受験戦争を乗り切ってきた世代の我々から見れば、まだまだ甘いと思わざるをえません。
私が受験した1992年度早稲田大学政治経済学部の入試データです。
少子化による大学全入時代の現在は、どの大学でも5倍を超えると高倍率と考えるでしょうが、1990年前後は10倍を超えるのが当たり前でした。
たとえ10倍だったとしても、100人の受験会場では10人は受かる訳であって、受験会場に足を踏み入れた時、「あー、この中で受かるのは俺だな」って思える勉強をするのが大事ですね。偏差値、倍率、当日の緊張・・・。合否を左右する様々な要因を考慮に入れ、学力と共に強い精神力を培っていくのが、毎日の勉強です。たまに昔の受験雑誌を読み返すと、面白い発見がありますね。
私が受験した1992年度早稲田大学政治経済学部の入試データです。
募集人員 920名現在も受験者が大学のホームページなどで目にする名目競争倍率(=志願者数÷募集人員)は、何と23.0倍でした!受験実施後に確定する実質競争倍率(=受験者数÷合格者数)でさえ13.3倍!
志願者数 21,125名
受験者数 19,775名
合格者数 1,483名
入学者数 916名
少子化による大学全入時代の現在は、どの大学でも5倍を超えると高倍率と考えるでしょうが、1990年前後は10倍を超えるのが当たり前でした。
たとえ10倍だったとしても、100人の受験会場では10人は受かる訳であって、受験会場に足を踏み入れた時、「あー、この中で受かるのは俺だな」って思える勉強をするのが大事ですね。偏差値、倍率、当日の緊張・・・。合否を左右する様々な要因を考慮に入れ、学力と共に強い精神力を培っていくのが、毎日の勉強です。たまに昔の受験雑誌を読み返すと、面白い発見がありますね。