英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

スタバで覚えた英単語

2019年12月05日 | 英語勉強法
シアトル留学中は、大学の授業が終わると Starbucks か Tully's に毎日足を運び、必ずアメリカーノの Tall を頼み、その一杯で数時間、英語の勉強をしたものでした。

先日、1年半ぶりに地元・伊那市の Starbucks に行きました。迷うことなくアメリカーノのTallを注文。
その時、二つの英単語が頭の中で反芻されました。

insulator 断熱材、絶縁物
confectionery 菓子類

insulator は、紙コップに入った熱い飲み物などに付ける熱伝導防止の紙製ホルダーのことです。sleeve を使う人も多いですね。シアトルの Tully's でコーヒーを注文した際、店員から

“Do you need an insulator?”

と尋ねられ、insulator が何か分からなかったので、説明してもらったことがあります。その時に覚えた、私にとっては忘れられない単語です。

その後、ホームステイ先の家の中が真夏にもかかわらず涼しかったのでホストマザーに理由を聞くと、

“This house has good insulation!”

と返ってきました。難しい単語に見えて、実は日常生活で使うレベルの単語だというのが分かります。

confectionery は「菓子類」のことで、シアトルのコーヒー文化を学ぶ大学の授業で出てきたので覚えました。もっと簡単な単語は sweets でいいでしょう。しかし、サラッとこのような単語を使えると、大人っていう感じが出ますね。

難しい単語に見えて、実は、現在の中2生が教科書として使う『NEW HORIZON 2』の巻末にある職業を表す英単語の紹介で、confectioner(菓子職人)が載っています。

『NEW HORIZON 2』 136ページより
私が中学生だった頃は、こんな単語は載っていなかったですね。今の中学生は恵まれています。昔と比べて学校の教科書は実用的になり、書店の語学コーナーには良質な参考書類が溢れている。なのに、高3で英検準2級レベルの英語力を持つ生徒はたったの4割しかいない。ちなみに、準2級は高1レベルですし、指導経験上、準2や2級では英語力を担保するものにはなりません。

やはり、英語は教材ではなく本人の努力次第ですね。


コメント
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