英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

奥深き語源の世界

2019年12月25日 | 英語勉強法

Ho-ho-ho! Very merry Christmas!
毎年のクリスマスにトラスト英語学院の玄関で迎えてくれるのは、ホストマザー・Judy が10年以上も前にシアトルから贈ってくれたサンタクロースです。振り返ると、Judy が亡くなってからもう3年以上の時間が流れているんだな・・・。留学していた2001年に一緒に過ごしたクリスマスは忘れることは絶対にありません。このサンタクロースと共に、大切な思い出です。

さて、昨日のカニバリゼーション(cannibalization)の語源に関する投稿で、友人から「誤りではないか」と指摘を受けました。私は cannibalization の語源を carnival と同じラテン語の carnem levare(「肉を取り除く」の意)だと思い込んでいましたが、よく調べてみると、友人の指摘通り、スペイン語の「Canibal(カニバル)」に由来するようです。以下、Wikipedia「カニバリズム」の「語源」からの引用です。
スペイン語の「Canibal(カニバル)」に由来する。「Canib-」はカリブ族のことを指しており、16世紀頃のスペイン人航海士達の間では、西インド諸島に住むカリブ族が人肉を食べると信じられていた。そのためこの言葉には「西洋キリスト教の倫理観から外れた蛮族による食人の風習」=「食人嗜好」を示す意味合いが強い。

発音が似ているため、日本ではしばしば謝肉祭を表す「カーニバル (carnival)」と混同されるが、こちらは中世ラテン語の「carnelevarium(「肉」を表す「carn-」と、「取り去る」を意味する「levare」が合わさったもの)を語源に持つ。

「食人」、「人食い」という意味の語としては、ギリシャ語由来の「anthropophagy(「人間」を意味する「anthropo-」と、「食べる」を意味する「-phagy」の合成語)」が忠実な語である。
語源は奥深いですね。いやはや、勉強になります。間違った記憶をしっかり修正し、英単語の語彙力の精度を高めていきます。

カマキリのcannibalism(共食い)!2012年9月6日撮影


コメント
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