英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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「しない」決断

2020年09月16日 | トラスト英語学院
このブログの更新で、2013年1月17日から続いている連続更新が2,800日となりました。そんな日に、2,822日続いた第二次安倍政権が終わり、菅政権が発足します。安倍政権を抜くために、あと23日連続更新を頑張ろうと思います(笑)。

ブログの連続更新は、TOEIC満点取得に必要な継続力をつけるための決断でした。結局、連続更新を始めて約1年3ヶ月後に満点を取得しましたが、その後も約6年5ヶ月も続いております。このように「する」決断が人生の転機になる一方で、「しない」決断も実は私の人生のターニングポイントとなっています。

29歳で銀行を依願退職し、留学。一年後に帰国して外国語学校に就職しました。その時に、第一子である長男が誕生しました(今日は長男の誕生日でもあります)。しかし、仕事のやりがいや妻と子どもを支えていく収入に不安を感じ、たった一年間勤めただけで、ある学習塾に転職しました。実家近くの貸家に居を構え、地元に腰を据えて頑張ろうと決意しましたが、仕事の厳しさと忙しさから、2ヶ月目には別の英会話学校の面接を受けていました。

でも、その英会話学校は薄暗く、湿気もこもってジメっとしていました。張り紙も取れかかっているのに、そのまま放置されている。「この学校は大丈夫なんだろうか?」と思いながらも、その状況が自分の心を表しているようにも感じました。すべてが中途半端で徹底していない。薄暗いパッとしない中で、理想だけを求めている自分。

そして、学習塾でまずは一年間頑張ってみようと決意しました。つまり、転職「しない」決断でした。休日は日曜日だけで辛かったけど、とにかく目の前の仕事を一つずつこなし、指導では生徒一人一人と真摯に向き合う。そうすると、生徒が結果を出してくれ、やりがいを感じることが出来ました。一年が過ぎた2005年5月、講師としての存在感をアピールするために、このブログを始めました。もう15年も前のことです。

結局、学習塾には10年間勤め、2004年に独立開業してトラスト英語学院を開くことが出来ました。間違いなく、あの時に転職をしなかった決断が、今の自分を創ってくれています。

何事も「する」「しない」の決断のきっかけは、些細なことかも知れません。しかも、その決断が正しかったかはその時には分かりません。その決断の良し悪しを決めるのは、その後の結果であり、その後の時間の過ごし方で決まるということを、これまでの仕事人生で学ばせてもらいました。

ブログの連続更新が2,800日になりました。明日からまた3,000日連続更新を目指して、日々の努力を積み上げてまいります。やると決めたことを毎日必ずやり、指導では生徒一人一人と真摯に向き合い、授業に全力を傾ける。そんな時間を繰り返していけば、どんな決断を下そうとも、それは正しい決断になるはずです。

留学から帰国した2002年のおふざけ写真(笑)。実家の部屋に夫婦二人分の荷物を押し込んで生活していたので、背景がその凄まじさを物語っています。この時は、帰国した直後でまだ子どももいなくて、無職。「これからの人生、どうなるのかな?」と不安に感じていた30歳の私です。


コメント
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