英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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辞書の匂いは甘美な香水

2020年09月10日 | 英語勉強法

自分の英語学習歴を振り返ってみると、語彙力を強化できたのは大きく3つの時期に分けられます。

【高校&大学受験期】
 『新英和中辞典』を引きまくり、調べた単語はすべて赤鉛筆で線を引く。英単語集は『試験にでる英単語』一冊のみ。
 
【留学期&英検1級受験期】
 英英辞典『LONGMAN』を引きまくり、調べた単語はすべて赤鉛筆で線を引き、ほぼすべてをカード化する。英単語集は『PASS単熟語1級』のみ。
 
【英単語検定1級&国連英検特A級受験期】
 『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』を英語学習の基本に据え、英英辞典で調べながら、大切なことは書き込む。

最近、ある目標に向かって語彙力強化にとりかかりましたが、基本スタイルをどうしようか迷っていました。単語集で覚えるのも無味乾燥。カード化するのも作業が中心になってしまい、覚える時間が奪われるのも事実。

そこで、やはり一番最初の基本に戻って、英和辞典を引いて赤鉛筆で線を引いていくスタイルにすることにしました。英英辞典もいいのですが、英和辞典の簡潔な日本語で意味が解釈できるのも効率的です。やはり日本人ですからね。

これに合わせて、新しい紙ベースの英和辞典も購入することにしました。以下が私がこれまでに使った英和辞典です。

①『ライトハウス英和辞典』(研究社)
②『新英和中辞典』(研究社)
③『カレッジ ライトハウス英和辞典』(研究社)
④『LONGMAN』

②は大学受験、④は留学時に使い、もうボロボロです。そして、英和辞典を選ぶにあたり、これまでずっと研究社の辞書を使わせてもらい慣れているので、今回も研究社の英和辞典にしました。数ある中から選んだのが、『コンパス ローズ英和辞典』です。

‘まえがき’にもあるように、『ライトハウス英和辞典』『カレッジ ライトハウス英和辞典』の流れを受け継いだ上級者用の英和辞典です。書店で手に取った時、「これだ!」と思いました。構成が分かっているので、単語を引く時に、「たぶん、こういう風に書いてあるな」と私が思った通りに書かれています。英語学習で辞書を引き慣れている人は分かると思いますが、これは、快感なのです(笑)。そして、辞書の匂い。研究社の英和辞典ならではの紙とインクの匂いが、高校時代に買って私の戦友となった『新英和中辞典』のそれと全く同じでした。それは私にとって、未知の英単語という無限の世界へ誘ってくれる甘美な香水なようなもの。気づいたら、辞書を手に取って、書店のレジに並んでいました。しかし、書店で辞書の匂いを嗅いでいる中年オヤジは、どこから見ても異様で怪しいです(苦笑)。

さあ、ここから私の英語のボキャビルジャーニー第4章の始まりです。現在、私の語彙力は16,000語前後と推測されます。まずは、20,000語を目指します。


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