今日の日記は長いので、適当に読んでください。
このところ、というか、昨年の夏以降まともなプレーニングをしていない私、
そんでもって今日は三浦に行きした。
渋滞を避けるべく6時半には家を出ましたが、思いのほか道路はすいています。
9時を少し回ったところで到着、「オー!吹いている」うれしくなって、早速
セイルやらマストやらをもって砂浜へ。
この時点でまだ砂は飛んでなかったので8mくらいでしょうか。
家内と娘、私の3人分の道具を運んでのセッティングですが、この段階で13m近くまで吹き上がってしまいました。
娘と二人で海を見つめ、しばらくの間放心状態、「風が強すぎ・・・・」
「これ以上になったら無理だろー」と弱くなるのを願いつつ、少し腹立ち紛れにセッティング。
でも娘は、この風で出艇するつもり満々です。
というのは、目の前で同じくらいの背恰好の男の子が、キッズのでかいボードに2.7のセイルでプレーニングしているのを見てしまったからなのですね。
一度闘争心に火のついた娘は対抗意識むき出したなります。
「あー、強く育てすぎた・・・・・(--;)」 と、こうした時に私は自己反省してしまうのですが。
親としてはとにかく正しい方向にこうした闘争力をむける事を教えてあげねばなりません。
その辺がとても難しいのですね。
というのは、正しい方向で得られる果実みたいなものを常に先へ置いておき、それを感じ取らせながら努力の意味やその過程で成すべき事を教えていかねばならないからです。
単に強ければ良いだけなら、将来結婚する伴侶を相手に勝つようなバカな真似をするようになってしまいます。
そうなれば家庭はめちゃめちゃとなりますから、結局何のために心を強くしたのかがわからなくなってしまう。
親としては、それだけは避けねばならないからです。
さて10時半頃、少しだけ風が弱くなったのを確認し、6.0のセイルでまず私が「バキューン! うおー! これこれ! こうじゃなきゃ!」と喜んだのもつかの間、あっという間に爆沈。
この時点で浜で10mから13m、沖ではブローで15m近い風だと思います。
とにかく危ない、みんな4.7から5.5のセイルを使い始めているのに私は持っていませんからこれで出ます。
駐車場には沢山のウインドサーファーがきていますが、見ている人も多い。
初心者には危険な風域だからです。
私も昨年春は同じでしたから、このときの気持ちがよくわかります。
家内は4.8のセイルですが、これを奪うわけにも行きませんので。
11時から行きつけのショップのLU、SB混合練習が始まり、娘が参加します。
この風の中、どうなんだろうと思っていると、さすがにインストラクターが気をつかって沖に出さず、ウオータースタートの練習をさせています。
子供が出るには余りにも危険と判断したのだと思います。
一方家内は? と見ると最近使い始めた6.5のおかげで4.8が軽く感じるらしくてそれなりに頑張っています。
でも1時間くらいして疲れきり、浜へあがってしまいました。
この風になるとハーネスがきちんと使えなければ腕だけで乗る事は出来ませんから。
私は昼飯も食べずに何度も往復、飯よりプレーニングのほうがいいのは当たり前ですが、ジャイブで吹っ飛ぶことを何度もくり返し、だんだんと打ち身とあざが増えて行きます。
1時頃につかれきって一度浜に上がると、娘が完プレ状態で海上を吹っ飛んでいます。
インストラクターが沖へ出させたみたいですね。
何も風さらに強くなっているのに出さなくても・・・・と思ったりしますが。
この辺は技量を読みながら教えているので、正直わたしより、うまい人達ですから、私がとやかく言えることではありません。
しかし早い早い、セイル(今日は4.2を使用)とボード性能(高速スラロームレーシングボード)が私のとは桁違いなうえ、娘の体重も軽いことも相乗して加速が爆発的。
あっという間に先に出た大人へ追いつきます。
それを見た私は、 たらー(汗) (@@;)
何度か往復してきた娘にショップの人や浜辺の人たちからヒューヒューと口笛をならされたり拍手が巻き起こります。 (あとで聞いた話では、娘はこれがとてもうれしかったようです)
ついに追いつかれた・・・・ (--;)うれしいやら悲しいや、悔しいやらの不思議な気持ち。
娘はそのまま波を使ってウェイブサーフィンもどきまでやっています。
先に出て頑張っていた男の子をぶち抜いて余裕の走りですが、その後男の子と仲良くなっていろいろ話をしていました。
小4とのことで、お父さんはウインドサーファーだそうです。
2時半頃にはベテランだけが走るような状態になり、風も沖で15m越えが連続し、私も最後に抑えきれなくなって海面を横っ飛びし、ひじをマストに強打、しばし海上でのた打ち回って 「もうだめー!」てなわけで今日のウインドを終えました。
パンパンに腫れたひじを見て「ヒビ入ったかな?」と思いつつ方付けをし、3時頃に遅い昼食を食べて帰路につきました。
最後に、息子は今日も来ませんでした。 親としてはウインドをやってもらいたいですが、もう大人です。
このまま辞めてしまうのか、それとも乗るのかは分かりません。
どちらも彼の人生ですから、親は介入しません。
それより今は、反抗期の娘に全力を注がねばなりませんから。