帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

あのな~

2007年05月14日 | 僕という人間 その他

と久しぶりに来た元教え子。 おー!久しぶりと握手するのも早々に
箱からなにやら取り出すとおもむろに私のPCへ接続。
ニタニタしながら何かやり始めます。

いまは上位のネットワーク責任者であって、総合コーディネーターとして出世
した彼も、元は私の教え子。

そんでもって起きて破りの(上級管理者ですから)ソフトを勝手にインストールして見られるように調整。

そんなさなかに今教えているカッパ君が遅れて登場。

おいおい・・・と思いながらも黙ってみていると、英語の勉強になるからと
二人からのありがたい言葉。  (--;)なんのこっちゃ?

再生しはじめたのはなんと日本のアニメ、でも結構面白くて、私も見させられたというか、途中からよろこんでしまったのですが。

なんでも、向こうで英語の字幕を入れた物をテレビ放送したのを録画してもらったとかで、笑ってしまったのは、日本語のコマーシャルをそのまま翻訳してしまっている事で、多分地方のローカルなケーブルテレビかなんかだと思いますが、詳しくはわかりません、かれこれ1時間ほど楽しんで?しまいました。

しかし、なんで私の部屋はこうやって若い衆の休憩室みたいになるのか分かりませんが、これまでも人が仕事しているすぐ横で寝ているやつ、人懐っこくすわって話してくるやつ、なかなか離れないやつと、これまでもいろいろいました。

あれだけ訓練中にしばきたおしているのに、しばらくするとこうして甘ったれてきます。 私よりはるかに背の高いマッチョなやつの頭を撫でたりしていますがそのせいか?
何年もたってすでに上のポジションに立ってるのに、たまに来るとこの状態。
有る意味、治外法権みたいなのが私の部屋ですが。

あのなー・・・・お前ら (^^;) 


あ~なるほど

2007年05月14日 | 研究-教育・育児

夕方、動画の編集をしているときに帰宅した娘。
毎日いろいろな話をしている私には、「なにかあったな?」と一瞬でピンと来ます。
「嫌な事があったみたいだね、話してみなさい」というと、近くに来てボソッと話し始めた娘ですが、「あーなるほど・・・」という内容でした。

まあ全体を書くと長いのですが、簡単にいうなら私がヘドを吐きたくなるほど
大嫌いな、部活動におけるマイナス部分の一つに絡む事でした。

私は部活動そのものは良いものとしています、ただし優れた引率者がいることがまず鉄則、そしてそれがその子自身と、その子を取り巻く環境にマッチすればの話ですが・・・

何が有ったのか? ということですが、簡単に書くと、部活をサボったといわれて無視されたそうです。

なんてくだらない事を言うんだ・・・・(--;) 本当に疲れます。

というのは、この日記を読んでくれている方は、娘がウインドをやっているのをご存知だと思います。

土曜日にウインドをしたわけですが、そのために部活の欠席を連絡しておいたところ、「部活に来なかった!」、「サボりだ!」と一部の子に言われたわけです。

もちろん全部の生徒でありません。 しかし現実にサボったのではなく、これまで積み重ねてきたウインドの練習を継続してやっただけの事で、正当な理由があってのことです。
実際にサボっていたなら、私は逆にとんどんと批判してもらいたいくらいです。

娘はウインドも部活も両立させたいと願ってましたが、陸上部に入部した最大の理由は、ウインドに行く土日に活動が無い(ウインドとの両立が出来る)という、先生と先輩方の説明を素直に信じた事にあります。
それは娘自身も入部の際に、もう一度ウインドのことも含めて話し、事前にきちんと了解をとってあったわけです。

ところが、まあ、部活というのは(特に中学ですが)、有る意味一部の生徒(先輩や長くやってきた子)の勝手な言い草や都合が最優先されるところであって、部員を集めるためにおいしい餌をちらつかせ、あとで約束が違うと新入生が言おうものなら、そうした子達が煽動して干しあげ、言う事を聞かせるようなことが平然と行われる傾向があるわけです。

簡単に言うなら、”チンピラ”の理論と全く同じです。

私はこうした自分勝手な人間関係を平気で放置している状態の部活がとにかく大嫌いでして、故に学校の教科になっている物を除いて、どこの部にも属したことはありません。

まったく同じようにして部活独特のくだらない部分を毛嫌いしているのが家の息子、これは大学に行ってる現在もまったく変わることは有りません。
故に自分が教師になれば、こうしたくだらない形の人間関係を正し、徳育という視点からの高度なレベルで部活動をやりたいとおもっているようです。
嫌いだからこそ見えてくるおかしな点を正す人を育てる事を主眼とした部活動です。

実は、全国に名をはせるような活躍をしているところは、このあたりの考え方がいい加減な部活をしているところと全く異なり、息子の考えているように基本となる信義則をとても大切にしています。
基本的信頼関係のスタートという時点から全くやり方が異なるのですね。
故に強くなるし、生徒達も人間的に優れてくるわけで、始まりが違うから結果も違うわけです。

甘い餌をぶら下げて部員をさそって、後で手のひら返すようなことは、いうなればこうしたチンピラ的勝手な人間関係を学校が平気で放置する事であって。
またそれを学校が教えている事になります。
これが部活において様々な問題を起こす引き金になるわけです。

生徒の立場で考えても、これが平気でまかり通ることに何の疑問も抱かないままで成長する事は、それが部活動以外の公的場所においても、自分たちの都合が平気でまかり通るというおかしな感覚を野放しにすることでもあり、

運動部にいる子達が持つ独特の身勝手が教室でも平気で放出される事があるのは、多くの人たちの実経験として何かしらは記憶に残っている事と思います。

実は、部活は人を育てるとする考え方は、こうした細部にわたる基本的考え方にゆがみが無く、まずは人間性を育てるという前提を柱にして行うことで初めてなしえるもので、やってさえいればよいというものでもなく、また普通の中学校の部活レベルではそこまで教育的観点から行われていないのが現実(というか非常に難しい)なのです。


一般的認識においての部活さえやっていれば人間的によくなるという幻想は
あくまでも幻想でしかなく、条件のマッチした一部の生徒にとっての良かれでしかないわけです。


さて、ウインドと部活の両方にはさまれた形の娘ですが、2時間ちかく話していく中で、最終的には自分で判断し選択し無ければならないのだと教えました。

後は娘の判断にまかせたいと思います。

ちなみに知り合いの教師にこのあたりの事を改めて電話できいたところ、、ジャズダンス、体操や水泳などに始まる、学校の部活に無いもので自分で頑張っている子達は基本的に部活へ入らないそうです。
簡単に言うなら両立は難しいということ。

やっぱりなー・・・と思う私でした (^^)