先週の事でしたが、朝、通勤の為にいつものお茶畑を走ってました。
途中で信号が赤に変り、「チェ!」っと思いながら停止したわけですが。
そのとき右の角にあるお茶の木から一羽の鴨がひょっこり。
こちらの様子を伺いつつ右と左を見て、歩き出したのは横断歩道。
「ウソー、あれれ・・・」と思いながらそのまま見ているとやがてその鴨が
自分の来たところを振り返って見ています。
当然に私も視線がそこにいきますが、するともう一匹ノコノコ。
初めのやつから50cmほど遅れて同じく横断歩道を渡り始めようとしています。
テレビの合成映像で横断歩道を渡るのを見たことがありますが、野生の鴨が二羽(多分夫婦)そろって実際に横断歩道を渡る事など想定にはありませんので、しばし呆然。
ただ初めの一匹が道路の3分の1まで歩いて、でも後ろのが立ち止まったまま動こうとしません。
当然に信号は変りますから、「やばいなー・・・」と思い始めた私。
反対車線にも車が近づいて来ています。
でも後ろの鴨はどうも私が気になるらしく、相変わらずこちらを見ています。
思わず私は手をあげると、手のひらでチョイチョイ(早くわたれ)と合図。
すると二の足踏んでいたのが嘘のように歩き始め、信号が変るぎりぎりのところで横断歩道を渡りきりました。
私は彼らが横断中、あわてて携帯のカメラを探してポケットごそごそ。
後ろのバックに入れていたのを思い出し悔やみます。
信号が青に変り、私はバイクを発信させ、左のサイドミラーで遠ざかる彼らを確認。
そのまま彼らはあるいていきました。
冗談のようで本当の話。
こんな事もあるんだなー と思いつつ朝の通勤中の一こまでした。