先週のウインドが良い風でなかった事は書きました。
それは自然現象ですから珍しい事ではないのですが、ほかにもう一ついささか
悔しい事がありました。
というのは、ジャイブの技術において明らかな敗北をしたという事。
誰に? 娘にです。 ついに恐れていた事が起きたわけです。
ウインドはジャイブにはじまりジャイブに終わると言われていて、それほどに難しいものなのですね。
週末の三浦は、微風かつ不安定でいながら、なおかつ波のあるコンデションでした。
普通微風時には大きなボードを使用します。
大人も子供も関係なく、微風になるほど大きな板を使うのは世界的常識です。
というのは、速度がでることで初めて安定する細いボードに対して、わずかな波が及ぼす作用は、そこに立っている事すら難しくさせ、そこに来てさらに不安定な微風をコントロールする事は至難の業に近くなるからです。
強風を受けて加速せねばまったく安定しない設計のボードだからです。
そんな条件下にて、幅52cmで容量も90L無い娘の板と、私の70cm&135Lの戦艦みたいなボードでは圧倒的にこちらのほうが有利なはずですが、しかし・・・・
娘は145Lの容量がある家内のボードを時折使ってダックジャイブやセイル360を初めとする、その他フリースタイルの技を笑いながら連続披露してくれます。
これも結構私には出来ないので、見ていると精神的にきつい・・・・・
(--;) くやしー・・・
200Lも有れば「島だなこりゃ!」と言って、ダンス見せようか?とおどけて笑わせてくれます。
ただし、「ダサイ、遅い、面白くない」とこうしたドンくさいボードに乗ろうともしませんが。
まあ、これも小容量のボードに乗れる技術があるからこそ言えることでして・・・・(^^;)
そんな娘との練習だったのですが、容赦ない自然は思いっきり私を翻弄してくれました。
さんざん落ちて、疲れて、うんざりした私は浜へ上がって、半分ふてくされながら娘のジャイブを見ていましたが、
バシャン、バシャンと落ちる私とは対照的に、微風と波の中を安定した綺麗なジャイブをしていきます。
私とどこが違うのか・・・・ (--;) ウムム・・
微風時のジャイブ技術は、その者のウインド技術その物の尺度をはかるものさしでもあります。
ということは、明らかに私は敗北しているわけです。
私があと先行しているのは、ウオータースタート成功率のわずかな差、そしてレイルジャイブに少しだけ早く取り組んだということだけとなります。
基本技術が私より遥かに優れている娘が本気で取り組めば、わずかな優位も瞬時に抜かれる事は間違いありません。
負けるのはうれしく、でもとても悔しい。
不思議な親心でした。
でも、これを書いている事って、明らかに自慢だよなー・・・・
でも親心ってそうしたものなんだよなー・・・・
不快を思えた方は、大きな心で許してくださいね。 よろしく!