部活を正式に辞めた娘。
現在娘のクラスで部活に属していない子はうちの娘一人だけです。
今日は土曜日ですから、ほとんどの子は学校の部活へ行ってます。
ウインドを選択し、それにより多勢と恭順する事を拒んだ娘ですが、
その姿を見ていると、上の子の時を思い出します。
部活全入制(強制)それに逆らい、全校生徒と校長先生を頭とする大半の先生を敵に回して頑張り続けた息子。
やがて同じ行動を取り始めた生徒が多数出てきた事により1年半後に崩壊した全入制。
うちの家族に通ずる一つの流れのようなものを娘からもヒシヒシと感じます。
友達から離れて単身になる不安を恐れて流される事は簡単です、さらには多くの友達が知らず、また理解し得ないもの(ウインド)を冷やかしや中傷を乗り越えてやり続けることはこの年齢では容易ではないはずなのですが・・・・。
とうのはこのくらいの年齢では、多数と異なる事は悪い事という考えがまだ抜け得ないからなのですね。
人と違う事はいけないことで、間違いな訳です。
第二次反抗期を越えると逆に人と異なる事が評価となります。
その微妙なさなかに中学時代はあるわけです。
そんな娘が10時頃に出かけてから夕方5時まで帰ってきませんでした。
どこへ行ったのかと心配していたところ、「ただいま!」と笑顔の帰宅。
「昼も食べずにどこへ・・・?」と聞いたところ。
図書館で化学や歴史の本を片っ端から読みあさっていたそうです。
「化学って楽しい、生物は面白い、歴史をもっと知りたい」そう笑顔で今日得た知識を話す話す娘。
その瞳の奥を見ながら、ほかに別の気持ちはないだろうか?
と私は読み取っていきます
未来、希望、信念、それに必要な我慢、忍耐、努力を出来るだけ育てるべく努力してきたわたし。
「その結果の大勢は割りと早く来るかもしれない・・・」そういった希望と
不安の入り混じる不思議な気持ちの一日でした。