ただ券があったので、家内と娘&義理母(84歳だけどやたら元気)を連れて見に行ってきました。
お客さんの大半は私と同じくらいかそれより上の年齢がほとんど、映画はなかなか良いもので、自分の子供の頃に当たり前にあった景色と当時の人間がそのまま再現されている?ような映画でした。
ただ、前作とちがって賛否が別れていて、私はどちらかというとGOODのほう、ところが娘は前作と比較して厳しい意見。
その理由は?と、いろいろ話してみましたが、思わぬところでするどい観察を見せていて、「あれ?こんなに洞察力がするどかったかなこの子は?」と思うことが多々。
そうですよね、いつまでも可愛い子供のままでいるわけがない、子供から大人へと激的に変化していくのがこの年齢です。
そのスピードに親の意識と感覚の方が追いつかない、いつまでも子供でいてほしいという我儘な思いと、早く大人になれ!という気持でふらふらしているみっとも無いのが私。
こうした親の中途半端な感情を鋭く読み込んで矛盾をついてくるのが反抗期でして、何か下手に言えば必ず好戦的に来るわけですが、明らかに間違いだという事以外は放って置きますが、そうしているとこんどは逆に「なんで何も言わない?」と来ることも多々ある。
親の心を鋭く読み込むことで、人の心を読み込む事の出来る人間となるために本能がもたらした最終トレーニングがこの時期なわけです。
幼い頃よりたくさん叱り、たくさん褒めてきた、その結果がここにあり、その分可愛くて仕方ない(上の子も同様)。
こりゃ彼氏でも連れてきたらドラマみたいにちゃぶ台引っくり返してぶん殴るような親父になるんかねー? 自分は・・・・。
なんとなく想像して得体の知れない自己嫌悪の私。
(--;)ふー・・・・