帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

2008年01月13日 | Weblog

昨日の雨とは打って変わり快晴の一日、しかし風がつよい、というかほとんど嵐しだなこりゃ・・・(――;)。
こういった天候の後は、たいてい遭難報道のラッシュとなります。
自然をなめてかかっている者達が余りにも多いからですね。
前にも書きましたが、私は真冬にウインドをしません。
ウインド関係の雑誌には“冬こそウインドだ”見たいな事を書いている時もありますが、自然の恐ろしさは用心しすぎるくらいしてもまだ足らないくらいですから・・・。
いくら素材の進化でドライスーツが暖かくなったとはいえ、それはあくまでも運動し続けている体から発する熱でバランスが保たれるということ。
万が一身体が動けない状態となれば、約2時間で体温はきけんなレベルになります。
プロレベルの人でさえその苦痛と危険性(冷えが身体へ及ぼす影響含む)から真冬に海へ入るのを避ける人もいます。
ましてや素人が単なる根性勝負で沖に出れば、何かおきたときに即他界ということです。


人を変える物

2008年01月13日 | Weblog

以前日記で紹介した事があったはずですが、とんでもなくプライドの高い若いやつの話を覚えいていますでしょうか?。
若さとは馬鹿さ、世間知らずそのものでもあるわけですが、ただ、その年齢でその人格構成経験しかなければどうにもならないわけでして、エリートでほとんど叱られて来る事の無かった彼にとっては、私という存在は当然?というか見下して馬鹿にするべき存在にみえる訳です。
だからとて別にこちらも傷つきもしませんし動揺すらしません、ただ私も安っぽい正義感で恰好つけよう等とは思いませんから、当然こちらもその態度に忠実に答えるわけで何一つ教えもしませんし、それで彼は自分の所業により来るであろう現実と向かい合えばよいわけです。 何の問題も無いわけですが、
「あまったれるな!」ということです。 別段高度で不可能な要求等誰もしていませんし、一番基礎でもっとも大切なコミュニケーションの基本、人の話を聞く気があるか? という、とても簡単なことすらできないわけですから話にならない。
何度かボスが彼に教えてくれと私のところに来た事はありますが、だからとて「教えさせていただきます」じゃトレーニングなんて初めから成立しないわけで、「冗談じゃない」と私は何一つ教えませんでした。
そんな彼が先週ひよっこりと部屋にあらわれて、いきなり挨拶してきました。
思わず私は?????、というのはこの半年間彼がいなかったのは知っていましたが、「他の部署に転出でもしているのか?」位で正直どうなろうが知った事じゃなかったわけです。
こちらから挨拶してもフンとした態度しかとれないわけですからね~、ところがこうして相手の態度が変ればこちらもそれに応じた礼を払わねばなりません。
詳しい話をここで書くことは一切なりませんが、簡単にいうなら戦場は人を変えるということです。

何の悩みもなく、つらい事も我慢する事すらも無い、平和だからこそ大手をふってまかり通る“奇麗事・安っぽいプライド・身勝手・我儘”それが弾の飛び場所では一切通用しない・・・・。
その日の午後、再び部屋に現れた彼、自分から教えてくれと言ってきました。
前の彼を知っていた私はまず驚きましたが、もちろんNOとは言いませんよ、取り合えず2時間、基礎中の基礎と、その中のキーポイントだけ取り合えず繰り返して教えました。
私自身たいしたことが出来るわけではありません、でも大した事じゃないからこそ、この程度の事は出来るようになってくれと願うわけです。