帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

10ヶ月の乳児

2012年07月03日 | 研究-教育・育児

写真は、僕のバイク用ライディングジャケットをかぶって遊ぶ孫。

 

 

めでたく、10ヶ月目に入った孫。

9ヶ月と10ヶ月ではこんなにも違うものか!? と思うほど成長している。 理論ではなく、何か一つ変化が有る度に、

人間というものは本当にすごい物だと認識させられてしまう。

 

まず驚くのが、理解している語彙の数、前月までは10数個程度だったのが、げんざいおよそ30個前後は理解

しているようで、まったく話すことも出来ず何にも理解できない状態から、わずか10ヶ月で人間らしい言葉という

物を使うことが出来るようになって来ている。

 

言葉の理解が進むにつれて、”話し言葉”として使えるようになっているのが、先月までの パパ、まま、まんま、バーバ、ねんね という、

もっとも使う言葉を初めとした物から、どうも、嫌、駄目、等々10個近くにまで増えてきた。

さらにまだ不安定(まだ言葉とその意味が上手くリンクせず?に間違った使い方をしている)なのを含めると大体15個くらいとなっている。

 

さらに、それぞれの言葉の意味と 自分の動作による親の表情変化を読み取り、同時に3元リングも少しずつ確立されている。

たとえるなら、フルネームで孫の名を呼ぶと、 「ハーイ!」と言って片腕を上にあげてニコニコ顔。

そこで少し意地悪して、呼ぶ名前を違う人の名で呼んでみると、じっとこちらを見てキャッキャ笑い、腕を上げようとはしない。

再びフルネームで名を呼ぶと、再び はーい! と腕をあげる。

人間らしい、言葉によるコミュニケーションの基礎が確立されてきているのが分る。

 

手先がとにかく器用になり、このところリモコンボタンを押しまくるので、設定がいつの間にか変わっていたりという事が多いので困る。

 

やっかいなのが、自己主張が強烈になってきたことで、嫌だと怒るし、声(言葉)で威嚇?する。 持っている物を取り上げられるのを嫌がるようになって、

「それ駄目よ!」という言葉を耳にした途端、取られないように体の後ろに物を隠したり、言葉にならない言葉でなにか言うようになってきた。

 

嫉妬の感情の明確になり、自分が今抱っこされている相手がお気に入り(何故か僕)で、その側に誰かが近づいてきて愛情を取られるのを嫌がる。

例えるなら、孫を抱っこして、甘えているときに、家内が側に来て僕にくっつこうものなら、怒って両腕で家内の顔を押したり、手を払いのけようとしたりする。

 

胡座(あぐら)で僕が座っていると、その上に座ってだらんとして くつろいだり?、オモチャ持って来て座ったりという事もする。

 

大人のしてることをみて真似をしているのは良く有ることだけれど、つい最近確立されつつあるのが、積み木などを積んだり叩いてクズしたり

何かと何かを組み合わせて遊ぶ事だ。 たとるなら、空の卵パック(相変わらずこんなのがオモチャです)を、手に持ったブラシで叩いてみたり、

といくつかの物を組み合わせて遊ぶようになってきた。

 

ざっと10ヶ月児の姿を書いてみたけど、人間の成長というのは本当にすばらしい。

どんな人間もこうして成長をしてくるのだろうけれど、目一杯の愛情をそそがれ、何不自由なく育ち、やがて反抗期を迎えて大人になる。

一時大変だった僕の息子も、僕が孫と接している姿を見て、自分が親に対して持っていた歪んだ気持ちというものに沢山の誤りがあった

ということを嫌と言うほど認識しているようだ。

 

”思いは、子ではなく孫に伝わる”という言葉を聞いたことあるけれど、僕は一体何を孫に伝えられるであろうか・・・・・