帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

10ヶ月の乳児 追記

2012年07月07日 | 研究-教育・育児

昨日、少し面白い事があったそうです。

夕飯の後のことです、家内がお膳の上をかたづけて、布巾で拭いていたところを、じーっと孫が見ていたら。

「拭いてみたい?」と 家内が布巾を孫に渡すと、あれれ・・・ そのまま同じようにまねて拭き始めた。

この月齢だと、実際にまねてやろうとするものだけれど、実践そのものは無理だろうと思っていた家内はぶっ飛んだらしい(笑)。

 

そしてもう一つ、これは今日の出来事。

コンビニで200円くらいで売っているマカダミアナッツのチョコレートが入っている箱。

スライド式の引き出しみたいな構造となっているわけだが、たまたま息子が開けてチョコを食べているのをみた孫、

すこすこと近くに来ると、箱を開けようと試みはじめた。

ところが、上箱と中箱がきちんと閉じあわされてしまうと、スライド式であることから乳児ではどうやって箱を開けるべきか分らない。

いちどもこうした箱を開けた経験がない10ヶ月時には結構難しいものだ。

やはりというか、上手く開けられないので、だんだんとぐずり始めた。

そこで、すこしだけ中箱を引き出してあげると、上手く開ける事が出来た。

しかし全閉にしてわたすと、やはり開けられない。

また少し開けてあげると開けられる。

要は、全閉だとどこに指を入れて引けばよいか、もしくは反対側から押すというのが分らないわけで、そこで、外箱の一部を

ほんのわずかだけ切り取り。

全閉でも、そこに指をかければ開けられる様にしてみた。

半分泣きながら開けようとする孫、しかししばらく格闘しているうちに、切り取られた部分に気がついたようで、

そこに指をかけると、開けることができた。

家箱を少しずらしておいてあげたことで開けられたのと、切り取られた部分がずらしと同じである事が頭の中でリンクしたようだ。

その後しばらく見ていたのですが、開ける事を繰り返すごとに上手になって的確に、また素早く開けられる様になってくる。

 

そこで、実験的に切り欠きのない、反対側のほうを開けさせようと試みてみたが、外箱と中箱の間にある隙間に

指を入れて開ける事まではさすがに知恵が回らないようだ。

泣き出したので、その先を教えようかと思ったが、とりあえず中止。

 

経験を元に、積み重ねることで更に高度な事ができるようになる、人の持つ思考能力の素晴らしさを思い知らされた出来事でした。

10ヶ月児って素晴らしい。