毎週末、ウインドやヨットばかり行っていると、だんだんと不満が鬱積してくるのが家の家内。
で、恒例?の夏休み旅行~! (笑)
今回は、娘の大学の研修旅行が丁度重なったために 僕と家内の二人だけの旅行となりました。
二人だとダッジはでかすぎて無駄が多いので、今回はハイエースキャンパーを使用。
朝8時半に国立方面に向かう僕たち一行、 まずは娘を駅まで送って、その後圏央道と関越を使って新潟方面へと移動。
向かうは新潟の小出、 例のごとくカントリーソングを流しつつ高速道路をひた走りますが、 ダッジだとV8エンジン音が音楽にピタリと合うのですが、
日本車のエンジン音は全くシンクロしない。
そんなところにまで文化の差ってあるんだろうか・・・? なんて思いつつ関越トンネルを越えます。
途中のSAでお昼、 車から折り畳みイスを降ろして景色の良いところで食事。
シベリアから入った高気圧が前線を押し下げているので、夏といえどもカラッとした爽快な天気。
思いっきり気分がよくて、ただし蚊がいなかったらもっと良かった(爆笑) さされた・・・・・
足を搔きながら再び高速を走り始めると、 関越トンエルをぬけてのんびり魚沼へ到着。
ここでトイレ騒動有り! そもそもずっと寝ている方がいかんのだろ!?と 思うのですが
騒ぎ出したので、スーパーのトイレに近いところまで車をわざわざ廻したら、「正面に付けろ!」と言いだした。
$&&’((+*>????? 「寝ぼけてんかい?」と ここで意味のない言い合い。
実はレーシック手術で僕の視力2.0で小さい表示もよく見える、しかし家内には見えなかったようで・・・・
店内にトイレがあると思っていたみたいなんですね。
後に、家内はしっかり反省している?ようでした(爆笑) ざま~みろ!
魚沼市内に入ると、まず最初の目的地である、越後ゆきくら館へと向かいます。
たまたま同時に駐車場へついた研修医さん(近隣の診療所らしいです)と一緒に回りつつ、係から案内を受けます。
*昼休みに贈り物を見に来ていたようですね、親御さんか何かにお酒を送るんですかね? この若先生。
話変わって、この酒蔵ですが、なんでも1673年から現在に至るまでの長い歴史があるとか。
冬のあいだに蓄積された雪を500トン使って天然冷蔵庫を造り、その真下で日本酒を”長期間熟成させる”という
珍しい手法をとっています。
上の写真が実際のゆきくらで、半地下に造られた倉の上にはまだ雪が十分に残っていました。
倉の中は非常に温度が低く、4~8度くらいと説明受けている間に震えてくるほど冷えている。
22年物の熟成酒が495本とか書いてあったりして、各年度により酒の味も違うらしく、なるほどな~と説明を聞いて勉強。
倉が終わると、すぐにお酒の本となる水を試飲しました。
僕も飲んで見ましたが、全く癖のない、透き通るようで、それでいてわずかに甘い感じを覚える味で、
「これがお酒になるんだな~」と 不思議な感覚。 ←どこぞのグルメ評論家か?Z(笑)
水で味が全く異なのが日本酒ですが、そんな繊細な舌を持ちあわせていない僕は、コンビニの100円ブリックパックで十分(爆笑)
そして仕込み場。
左側の釜がお米を蒸すお釜です。 季節的にまだ作業が行われていませんが、非常に衛生的で神聖な感じを受けました。
下の写真はこの仕込み場の上の天井吹き抜け。 蒸した蒸気が抜けていくように高い△天井となっています。
そして製品や熟成タンクの説明&歴史のお話。
面白かったのはコーヒー酒なる物が存在していたことで、 横峰さくらさんとのコラボ酒?が有ったことで、
コーヒーで日本酒という、変わった物。
他にも ウオッカやウイスキー風味の日本酒( 45度位)、他に化粧品まであって、なんでも社長さんが非常に
意欲的な方だそうです。
そして最後は????? 「試飲でしょやっぱり!」 笑
「と~こ~ろ~が!」 運転する僕は呑めるはずもない、で、変わりに家内が色々と試飲。
例のゆきくらという名前のお酒は、全く同じ成分、全く同じ製法で造られているに関わらず、その年により全く味が違うらしく、
実際に試飲してその違いに家内は驚いたそうです。
「ああ~俺も試飲したい・・・・」
さて、お土産と、自分たち用のお酒を買うと、今度は重要文化財の目黒邸へ移動
http://www.city.uonuma.niigata.jp/megurotei/
此処は目黒家含めて魚沼の歴史や伝統文化を紹介しているところで、丁度屋根の修復をしている状態だったので外観の写真は撮れませんでした。
邸の内部は囲炉裏の火が燃されていて、僕の好きな気持ちよい木の焦げ臭、 燻製の匂いというか・・・
建物は大きくて広く、 この館を見ていると、上杉景勝等の歴史的有名人物との関わりが強く、
非常によい豪農として人々に慕われてきた事がよく解ります。
*建物内の写真撮影は禁じられておりましたので、写真はありません。
一応URLを記載しましたので、歴史の好きな方はHPのほうを覗いてみてください。
邸を出ると美しい裏庭を抜けて資料館へと移動。
此処には太古の農機具、機織機初めとして遠い過去の生活道具他を見る事ができます。
さて、見学終わるとすでに時刻は3時半になってしまいました。
今日は花火大会(これが旅行の目的です)があるので、早々に風呂へと移動します。
ゆっくりと車で移動し、到着したのは見晴らしの湯 ”こまみ”
http://park23.wakwak.com/~komami/
小出の街をを見下ろす丘の上に立てられた温泉で、露天風呂からは八海山等の越後三山が見える、なかなかのお風呂。
平日なので空いたことも有るかと思いますが、ゆったりと入れました。
お風呂上がれば、花火までまだ時間がありますので、小出の街中に移動してお祭り見物。
警備の人に「車を駐車出来るところはありませんか?」と聞くと市民センターが有りますとのこと。
で、早速車回すと、ラッキーなことに一台分だけ空いていた。
花火の時間までの僅かな時を、小出の街をぶらつきながら夜店を見て回りますが、
http://www.niigata-kankou.or.jp/uonuma/kyoukai/event/3293.html
御輿が時折通ったりするものの、全体的に超ノンビリムードのお祭り。
魚沼ってもっと大きな都市だと思っていたのですが、思ったより小さくて、中心の小出も高層建築物が無くてこぢんまりとしている。
少しお腹がすいたので、何か食べようか・・・・と、するとトルコ人の夜店が出ていてシシカバブーが売られてた。
そういえばトルコ人の夜店が多いのはなんで?(笑)
一つだけ買ってブラブラと神社までの夕涼み散歩。
このシシカバブー 結構美味しくて、 でも半分以上家内が食ってしまった
なはははは
最後に到着したのが清水川辺神社。
お祭りの本部で、丁度地元の高校生によるブラスバンド演奏が行われていました。
さて、夜店見物も飽きたので、いよいよ花火会場まで移動。
車に乗る前に小出の街のスーパーにて出来合のお寿司と夜のおつまみを買います。
そして少し離れた花火会場の駐車場へと移動したところ、 なんと駐車場が ガラガラ・・・・
花火は夜7時半 現在6時。
「本当にやるの?花火?」とおもったりもして・・・・ 関東のあの爆混みが当たり前と思い込んでいる僕は拍子抜け。
車の冷蔵庫から飲み物のお茶、さっき買ったお寿司、そして折り畳みイスを出して担ぐと、川原へ移動。
すでに夕日が差し、先客で来ていたカメラ好きの何人かの近く、やはり最前列へ陣取ります。
さすがにお腹空いてきたのと時間があいたので、ここで夕食。
風が涼しくて、いや寒いくらいでした。
「なかなか始まらないな~花火?」 と思っていたら、実は花火開始の時間を7時と勘違いしてまして、
実際は7時半だったと後で知った次第。
それに合わせるかの様に、あれほどガラガラだった川の堤防も、だんだん地元の人達が集まり初めて、
宴会ムードになってくる。 そうこなくっちゃ!
やっと花火大会らしくなってきたところで、打ち上げ開始。
数は2000発なので、多分ゆっくりした物だろうと思っていたら、やはりのスローペース。
しかも一発打ち上げるごとにスポンサー紹介 ぎゃははははは! 爆笑!
でもね、僕の子供の頃の花火はこうだった、一つ一つが丁寧に打ち上げられ、
派手さを競うことなく涼しい夜風の満喫できる物だったんです。
と、ここで事件発生!
なんと花火開始して15分ほど経ったころ、なんと小出の街で大火災が発生。
燃えている火柱が堤防からハッキリ見えるくらいですから、かなりのもの。
煙が風で流されてこちらにまで到達し、空気は霞がかるし焦げ臭いし。
花火見物に来ていた人達も皆何とも言えない気持ちに・・・
片方は楽しむ火、片方はいま災難が発生している火。
全く異なる二つの火を前に動揺しているのが判ります、しばらくするとサイレン音が聞こえ初め、災難の火の方が段々沈下していくのを
知った段階でやっと落ち着いて花火をみることが出来る用になりました。
全体としては7合玉 尺玉の各種を連発 もしくは単発、その間にスターマインを混ぜるという感じで、
いよいよラストはナイアガラ、そしてこの日最大の打ち上げ花火のせっと。
「おお~!」
更におおきくなって、すげ~!!!
ってまだでっかくなるンかいない???? 爆笑
一番最後にぎゅっとエキスを濃縮、そして爆発させたよな花火大会は、これで終わりとなりました。
しかし辺りいちめん煙だらけ (笑)
さて、皆が帰り始めて、僕らも車へと移動開始、。
堤防に来ていた多くの人もいっせいに帰ります。
高速道路にのるとSAに停車、 小出のスーパーで買ったつまみとビール片手に乾杯、そしてお休みなさい!