朝から風と供に吹き付ける激しい雨。
自分の設計と施工を信じてはいても、 隣が林の我が家には、折れて飛ばされてくる小枝や葉っぱ、木、畑を越えて飛んでくる得体の知れない物がコン!バシ!なんちゅ~音がしばしば響き渡る・・・・
静かな部屋の中でその音を聞いていると、滅多なことは無い思いつつも、やはり不安になるものだ。
一応増築建物の階段上に設けた照明器具のメンテナンスハッチを開けてみると、 屋根裏通気工法による空間を流れてくる風が押し出され、外の激しい状態がダイレクトに解る。
設計通りに、叩きつける水の進入を防いでくれているだろうか?と点検して見たけど全く問題は無い。
天井からの水の進入がないことは一応確認できたけど、後は外壁が気になる。
この建物は日本では扱く珍しい樹脂サイディング(その素晴らしい性能に対して見かけが安っぽくやすく見えるために敬遠される)を施しているわけですが、撥水性の高い材質によりまずは水の進入をブロック、もし入ったとしても外壁の波の形状が進入水を下部排水穴から流しだす様になっている。
万が一それを超えた場合でも防水紙が防御し、更にそれを貫通したとしても、使用したOSB合板は表面が防水コーティングされているもので、それを超えて室内へと侵入する事はまず有り得ない。
この外装のよいところは、翌日に太陽が出れば熱を簡単に通す樹脂外壁と大きな通気は内部の湿気を即座に蒸発させ、あっという間に乾かしてしまう。
そんなわけで、外壁からの浸水は大丈夫だと思う。
明け方から 午前中まで荒れ狂った今回の台風18号だけど、至る所で屋根を壊したり吹き飛ばしたりしながら北海道沖へと消え、建築して二年になるセルフビルドの家は何の問題もなかった。
よかった~ (爆笑)
話変わって、昨晩 TTCON1が発令されて職場が全面クローズで自宅待機となった僕。
「でもね~・・・・・」 これって解除されてしまうと慌てて職場に向かわねばならない。
しかし、待機だと時間が本当に潰れないんですよね。 おまけに同じく暇を持て余した家内と娘がリビングをうろうろし始め。
「こうなると絶対に始まるんだよな~・・・・」 と思っていたら、やはりというか「温泉に連れて行け!」と あはは・・・
「俺、自宅待機なんだけど!」と苦笑いしながら答えるが、そういえば代休の元になるオーバータイムが破片状態でたくさん残っていたよな~と、これまとめると何とかなるジャン!と判断。
いずれにしても、どこかで消費しなければならないので、丁度いいや!と休みをもらうことにしました。
ただね~ この風と雨、 温泉といっても危険性は有るので、下手なところには駄目。
どこかよいところは?と記憶を掘り起こしてみると、 1箇所だけ、露天の大丈夫そうな温泉が有った。
家からもさほど遠くもないし・・・・
このまま自宅にこもって コン!バシ!の音を聞き続けて、 どこかがぶっ壊れるのを気にしている位なら、いっそ出かけた方がましか!?と で早速車に乗って家を出ると、向かうは某温泉。
家内が念のために電話をしてみたら、「途中が通行止めになっています! でも警備の人に言うと、近いので通してくれます」とのこと。
時折、橋を通ることで交叉する川は、幅一杯の濁流が恐ろしい状態となっていて、今回の台風がどれだけ雨を運んできてくれたかが分かります。
やがて通行止めのバリアに到着、この頃には台風の目が通り過ぎ、日本アルプスなどが風をブロックする、いわゆる裏側に入ったらしくて爆風はすっかりおさまり静かになっていました。
雨は雲の固まりとなって移動しているので、油断していると時折ドット来るわけですが、
駐車場についてみるなら、温泉はガラガラ状態で、数人しかない。
当たり前だよな~ こんな日に温泉にくる物好きは早々居ないから(笑)
続きは、明日のブログを見てください。