冬に実家へ行った際、裏の味噌樽と漬け物樽が置いてある処の隔壁で夫婦げんかになった僕の親父とお袋。
なんで喧嘩しているの・・・・
仲裁?に入り、双方の話を聞いてね、「春になったら僕がやるから!」と話しておいた工事をやりに実家にやってきました。
梅雨に入ると出来ないのと、月曜日がアメリカの祭日で休みでして、それもあります。
一応はハイエースの連結検討による車検証の記載変更を陸運支局でやりますけど、時間的にはそんなにかからないので、万が一工事で手間取っても月曜日の半分は時間的に使えるという事も有ります。
さてと・・・・、家の裏の樽小屋ですが、状態はこんな感じ
これは昨年の末に、大掃除で来た時の写真ですけど、隔壁はボロボロ、 ドアはガタガタ。
さらには、隔壁ドアが手前方向に開くため(赤矢印)に、真横の冷蔵庫置き場(元物置の入り口)のドアとの開閉が干渉してしまう(青矢印)。 ふぅ~~~!
後で増築的に付け足しているので、あまり考えられていないんです。
やった大工さんアホかいな?
おまけに物置ドアを開けるときに一度建物の方に体を寄せねばならず、冷蔵庫の中身の出し入れも際限なく面倒くさい。
なので、まずはこの物置のドアの開閉方向を変更。
ドアを一度外して 取っ手の表と裏を入れ替え、次に蝶番のポジションを変更。
ラッチの穴を新たに開けて、ロックが出来るようにヤスリで整え、ステンレスのプレートを付けます。
本当はドアフレームごと外してやるのが正解なのですけど、大工さんが変な風に造っているので、それが出来ないための苦肉の策です。
なので、蝶番の処に本来入るはずのバックプレートも無いので、 それはピタリとくっついている向こう側の柱に、コーススレッドで供止めすることで強度を補償しました。
ラッチ部分の強度はストライカーがない分落ちますけど、 「冷蔵庫部屋としてのドアだからそれで構わない」、との親の話ですから、簡素な方法にしました。
でもってドアの開閉方向の変更は終了。
この改造で青矢印の方向に開く様になり、冷蔵庫のアクセスが極めて簡単。
出し入れも今までとは格段に違います。
ちなみに ドア前の黄色い板は、母親の身長が低いために、この板で高さを稼いで冷凍庫を開けやすくしています。 これも後で新しい板にします。
さて、次は隔壁。
バンバン壊します!(笑)
この際に出た端材の中から、骨組み用として入っていた木等で使える物は、きちんとリサイクル使用します。
*右下の四角い箱は 冷凍庫です。
このまま壁を造ってしまうとペコペコで強度が全く出ないため、2x4材と 2x4工法を応用してしっかりと骨組みを組みます。
大人が両腕で押してもびくともしない強度まで高めたら壁は完了。
*ドアフレームを構成しているところの写真。
ここでお昼~。
午後からはドア造り。
骨材をいれて木工ボンドを塗り 隔壁と同じ通気性の高いベニアを両面から貼り付けて、
世界で一枚の軽量通気ドアのできあがり。
そしてそれを取り付けると隔壁完成。
今度のドアは、向こう側に空くようになっています。
もちろん、ラッチもつけて、鍵を掛けられるようにしてあります。
そうそう、物置ドア下にある板ですが、本当は強度を高める裏骨を入れたかったのですが、
こんどは重くなって母親の力で開けるのが難しくなる・・・・・
故に12mm厚の防水コンパネを幅を広くして強度を持たせ、単純に一枚板だけにしました。
僕が試しに乗って上で飛び跳ねても問題なかったので、軽い母親では何ら問題は無いはずです。
今回、隔壁を交換したのに伴い、 写真では見えにくいですけど、 ポリの波板をつかって屋根を延長して、雨樋も付けました。
簡単な物ですけど。これで、隔壁の風化を後らせられるので、持ちが遙かに良くなると思います。
でもって、完成時点で4時半。
端材を片付けて、掃除して、全部点検済ませたら5時近くでした。
後はビールタイムだ~!
ちなみに4本ペロリと飲んでしまった僕でした。