日本の優れた製品???? ペーパータオルに比べてコストも安くて衛生的??????? という触れ込みで、全国にある公衆トイレの殆どがこれになってしまったんだけど、
実は翔、 これほど汚い物は無いと思っている。
使って、ベゼル(水受け)が乾ききった頃に、又誰かが使って、 やはり乾いた頃に・・・・という程度なら、そんなに不衛生とは思わないのだけど、
例えるとだ、高速道路のSAとか、ホームセンターのトイレとか、 こうした処にあるのは、ずっと濡れっぱなしで乾く暇すら無い。
紫外線がどうとか、アルコールがどうとか、 なんせ造ってるメーカーがその不衛生さを解消するのに苦心しているのが、何よりの証拠。
掃除のおばちゃんがね、マメに登場して専用洗剤や漂白剤等で全体をまんべんなく洗ってくれればいいのだけど、現実的には水垢が蓄積している底を見てしまうと、
これって最悪の汚染状態なんだろうな~、なんて毎回思う。
人の手の平って、実のところは老若男女に関わらず、誰しも雑菌の塊で、人間にとって益を成すのと、害をなすのが常にせめぎ合い、その微妙なバランスの上に成り立っている。
手を洗うのは、「これでもか!」と外部から付着してくる、害なす連中の除去が目的なんだけど、ある人にとっての益は、他人にとって必ずしも益では無く、有る時は害でもある。
それはペットが居る居ない、職業的なもの、持病や体調、病気にかかっているかどうか等、その他の要素が色々と絡んでいる。
自分や家族だけの自宅内なら、きちんと清掃されているだろうけど、上記の様な不特定多数の人間が集まるところで ”ガ~~~~~!!!と乾かしているのはどうかと。
本来は屋外設置すべき物だべ、こんなもの。
特に、男なんかは手を洗うというより、適当?に水を付けた手の平を、エアの力でベゼル内に飛ばしているだけ・・・・・という方が正解。
で、何が問題なのか?というなら、 このエアータオルが、男性用小便器みたいな自動洗い流し機構でも付いていれば良いのだけど、
実際にそんな物が付いているエアタオルなんて見たこと無いし、汚水として底に溜まっている状態の方が圧倒的に多い。
そこに来て最悪なのが、 ”ゆっくり手を乾かす!”なんて~のは、現実的にあり得ないから、手を突っこんで引き抜いて行く作業はまるで、手首から指先へとエアの力で水を絞っていく感じだ。
これって、その人の手の平にある雑菌を水に溶かし出し、それをベゼル底に濃縮蓄積しているのと全く同じ。
僕が嫌なのは、殆どのこうしたハンドドライヤーの送りだすエアが非常に強いことで、何度か経験があるのだけど、自分の手の水なのか? それともベゼル内の
汚水なのか?が判らない物が顔に飛んでくる事が有る。
全体のサイズを小さくしたいのと、集水ベゼル内の汚水をできるだけ乾かしたい、というの理由が有るのだと思うけど、 大抵は底が浅く、 これってまるで汚水噴霧器だわな。
不特定多数の人間の、見ず知らずの、もしかすると何か伝染性病原菌を持っている人間もいるかもしれない汚水を濃縮して、それが周りに吹き飛んで
、当然空中で乾いて飛散しまくりなわけだし、 エアタオルは殆どが温風で、 雑菌にそれはそれはとっても快適な温度で元気づかせて空中に舞わせる。
SAのトイレなんかに入ると、特段暖房して入るはずでもないのに、ムッとした生ぬるい状態となっている事が多い。 なんだ?この湿気は???と・・・
これって殆どがそのエアタオルもたらす”暖房効果”なわけだけど、 裏かえすとその場所の空気全てが 得体の知れない雑菌によるフル汚染状態で有るということ。
健康な人はきちんとした抵抗力をもっているので、そんな汚染空間でも、用を足す程度は大丈夫だけど、 赤ん坊や抵抗力のないお年寄りやら病人は?
対して、ペーパータオルはコストが掛かるが、雑菌をまき散らすことは余りない。
そもそもが、”なんでコストかかるのか?”というなら、 キレイに見えなくては成らないから真っ白に漂白して、肌理も整えて、一枚一枚がきちんと整形されて、さらにスルリと取れるように! なんて、いかんせん意味不明な日本的こだわりをやっているから、使い捨ての物でしかないのに、バカみたいな値段となる。
生産性が極めて低いこの国の象徴だわさ。 まさに・・・・ うん
参考までに、米国はペーパータオル大国で、 リサイクルの果ての果て、一番最後の使い捨て存在としてのペーパータオルである。
カットが不十分だったり、全体にしわ寄っていたり、色も茶色しかないけど、 衛生的には何ら問題があるわけではないので、何にでも使う。
手を拭くだけじゃなく、食べ物包んだりもするし、水に濡らして(使い捨て雑巾代わり)食卓を拭くし、ある意味、日本のキッチンにある”手ぬぐい” や ”お膳布巾”より遙かに衛生的だ。
まあ、あのエアタオルに恨みが有るわけではないけど、 頭に刷り込まれている情報というのは時々見直してみる必要がある。
エアタオル需要を広げる際に宣伝したのは、コストが安くて(経済的)、そして とても衛生的(大嘘)だという事だった。
そこいら中でそれを刷り込みまくり = 結果として とても衛生的な機械だという常識になっているけど、
常識の怖いところは、誰もそれを疑わなくなる、いや疑ってはならないという”自己閉鎖性”を持つ点。
現実は、”得体の知れない人達の雑菌”を繁殖&濃縮させた”汚水”を、顔や衣類にまき散らし、さらに、それを狭い空間へ増殖に適した温度で放散させる事で、最終的に人の肺へと送り込むマシン。
そう思った方がいい。
で、翔はどうするかって? ハイ、明日もSAでエアドライヤー使って”普通”に手を乾かします。 爆笑!!