以来リフォームの続きです。
朝の気温はマイナス5° 糞さみ~~~!!とか思いながら現場到着。
完全に冷え切っている室内ですが、 まずは電気工事の開始。
和室の天井張りの際に一部配線を傷つけてしまいそれの補修と、そして天井ライトの配線が電源直だったので、オン・オフ スイッチを取り付ける為の配線です。
*写真撮り忘れました。
次は、二階のクローゼット内張&1階和室の戸袋収納。
この二つはほぼ同時進行です。
まずは、二階のクローゼットですが、 此処は元々押入だった部分。
ペラペラの押入床をぶっ壊し、 部屋の床とフラットで一体化した分厚い物にし、 最終的には4つ折り戸のクローゼットにします。
その前に・・・・・
糞汚い押入内部壁にボードを貼り付けて、”フラット”で綺麗な内壁にきれいにします。
職人が漆喰だかなんだか分りませんが、 塗りたくって凸凹、しかもとんでもなく下手で、仕上がりがまともじゃ無い・・・・状態ですので。
まっ! 職人ですから、その程度です。
自分が看過できる限界を遙かに超えていますので、それを何とかするだけなのですが、ボードをカットする前にレーザーとかで歪みを見ると、
ただただ、閉口。
平行四辺形とかの生やさしい物では無くて、 さらに壁表面の盛り上がり、盛りが下がり、 角部分のとにかく糞職人の歪み施工があちこちなので、
採寸とカットだけで、際限なく無駄な時間がかかります。
仕方ないことと割り切って作業開始。 ふぅ~~~と、ため息。
左面と、右面を施工
ボードが無くなったので、こちらはこれでいったん終わり。
そして一階和室の戸袋。
こちらも、二階と大差は無く、とにかく歪みがすごい。
こちらは、天井を抜いて、収納容量を大きく確保するので、普通とは違う方法を取っています。
こちらもボードがなくなり、 時刻を見たら11時。
ボードの買い出しかねてお昼。
戻るとすぐに飯を食べて、 休みなんか取らずに作業開始。
一階戸袋は一応落ち着いたので、再び2階を施工しますが、
正面の上半分を施工した段階で、あれれ?という事が起きた。
ビスでボードの固定が出来ないんです。
はぁ~~~~???? なんで??と、仕方なしにやたらと穴を開けて間柱を探すと、有りました。
ただし斜め?
穴を開けても、ボードを上に貼り付けるだけなのでいのですが、 とにかく時間が無駄になります。
やっと間柱見つけて固定。
こうなると下半分の間柱がどうなっているかが全く判りません。
となると、探すしか無い。 いくぜ!
大体このあたりに有るはず・・・・と思う場所の横にドリルで穴を開け、それを切腹みたいに横に動かしていく事で、間柱の位置を探ります。
結果
見事です、 さすが職人!!!!
ハイ!図の通りに、まともに間柱が入っておりません、 究極の湾曲施工。 イェ~~~イ!!
穴開けて、遠目に離れて見た時点ですぐに笑いがでました。
全部直線では無く、 酷いのは右のですが、”弓”です ぶぁはははは! まじで笑かしてくれます。
ちなみに、真ん中と左は写真では判りませんが、微妙なS字反り。
参考までに、 コンピュータによるプレカット以外の大工仕事は、ほぼ全てと言って良いほど、見えない部分にこうした施工をしています。
特に酷いのはリフォーム業者とかで、大工仕事はごく当たり前にいい加減施工、他、電気、設備、内装等々は、こんなのが”普通”です。
表面は仕上げで隠されてしまい、視覚的に問題ないようになってしまうのですが、実はこの程度。
故に、長く住んでいると、こうしたいい加減な施工が原因のトラブルが多発、 10年後とかならまだしも、 引き渡し直後から、いやその時点で
問題が起きていることは”全くもって少しも珍しくもありません”。
今、依頼リフォームしているこの築󠄂古物件は、プレカット等が無い時代の代物ですので、全体が全ていい加減の塊でして、
こうして新たにリフォームをしたりすると、所業の全てがバレてしまうわけです。
とはいえども、”筋交いが無い”とかいう様な、違法建築的な酷さは無く、何十年も風雪地震に耐えてきたのですので、これはこれで構造体として安定しているわけです。
そんなわけで、間柱の位置が解った段階で 時刻は2時半。
今日はこの後予定があるので、今日の作業は終了です。
次は 25日、 二階のクローゼットの正面壁をボード張りして、 一階戸袋の下半分をやって、後は清掃、
年末を迎える予定です。
しかし・・・・オーナー 全然連絡無いし ・・・・・ たははは!