10月頃からポチポチとやってきた依頼リフォーム、今年は今日で終了です。
しかし、寒いね~ ブルブルブル
今日は、前回の続きで、一階和室の戸袋内部と 二階和室(洋室化)のクローゼット壁に残りのボードを張ります。
まずは一階ですが、 本当にこうした仕事は全然進みませんです。
*前回までの写真
歪んだ側面と正面下の採寸をしてカット。
そして、例のごとくボードを張ろうとしたら、 有るはずの処に有る間柱が無い。
仕方ないので、ドリルで穴を開け、それを横にスライドさせて柱を探します。
例のごとく造がメチャメチャなので、正方形とか長方形とかありません(老築󠄂化が原因では無くて、施工その物がバカなので)。
まあ、こうしたリフォームは、新築の家を造るのとは違って、技術的に桁違いに難しい訳でして、逆に言うとそれだけの能力無くば出来なわけです。
故に、やっていると、当時家を建てた大工なりの技量が一発で判ります。
と、どうでもいい話はその辺にしてと・・・・
本当に少しの作業なのに、やたら時間が掛かって、終了。
来年は、ここから多数の仕上げをして、クロスを張って、とやることが多数有ります。
そして二階のクローゼット内部、壁張り。
*前回までの写真
ここも、採寸してカットしてと、そして取り付けますが、 横の壁そのものが歪んでいたりするので、
突き合わせ部分に隙間とかが開いたりします、特に平面で壁が構成されていない左が酷い。
出来た隙間はコナー材を当てるか、パテで埋める処理をするしか無く、余程のことが無い限りは何枚もボードをカットして無駄を出すことはしません。
ちなみに奥の横に渡されている棚木は、表面を綺麗に仕上げて、上に木材張ることで交換が簡単にできるようにして、フックとか付けられる様に残しておきます。
”賃貸で貸す予定”との、オーナーの話ですので、入居者さんが自由に釘打ち可能な仕様にします。
此処も来年は色々と仕上げが入り、まだまだ先が遠いです。
さて、これで今年の作業は終了。
リサイクルで使う時の為にと、取っておいた廃材も今日は全部短くカットしてガラ袋にいれて、各部屋も片付けます。
一番最初に手がけた二階和室。
天井を壊し、屋根裏収納を造り、畳を撤去して不陸を調整、そしてクッションフロアの為の床張りをしました。
コンセントが一カ所しか無かったので、 エアコン専用コンセントを設け、 エアコンの取り付け部にベニア張り、
そして室内コンセントをもう一カ所追加。
押入を壊してクローゼットにする為の施工をしました。
意味不明な、砂壁の上にモルタル処理という最悪な壁でしたが、 ボードで押さえることで壁を安定化させて、
元の壁を取り壊さずに、そのまま断熱に利用しています。
天井は100mmの断熱材、床は24mmの極厚ボードに30mmの断熱材と、可能な限り暖かい部屋にしました。
次は、二階の洋室。
この部屋は、一度リフォームによって元の洋室から、更に洋室化???した痕跡があったわけですが、余りにも素人むき出しの施工でして、フローリングの床の不陸が酷く、
いわゆるシックハウスともいえる状態でした。
多分この部屋にいたら、三半規管がおかしくなり、気持ち悪くなります。
こちらの部屋の壁は、断熱など何も考えていない造ですが、 まあまあ綺麗なのと、日当たりが最高なので、床に24mmの極厚ボードを載せ、
下にある元の床との間に空気層を造っただけの断熱処理にしています。
ちなみに、寒いかな?と思いましたが、 多分隣の和室より暖かい感じがします。
その次は二階廊下。
此処はとにかく二つの部屋の段差とのバランスとりや、階段の歪みと調整の難しい部分で、一応仕上げましたけど、
この先はすこし憂鬱です。
そして最後は、一階和室。
やはり天井を壊して新たに作り直し。
畳を撤去して、不陸を調整をし、断熱材を入れて 実付きの24mmボード施工。
天井は30mmの断熱材で処理してあります。
こちらもコンセントが1カ所しか無く、 エアコン用、 そして室内用に新たにコンセントを設けました。
この部屋は壁面の一面に収納が有る事から、 洋室化せず、和室のままの趣を残します。
ただ、不衛生な畳は当然に撤去。
クッションフロアにして、入居者が畳を欲っすれば、ホームセンターのシステム畳を買って自分くださいな・・・という事です。
そんなわけで、作業は午前中のみで、午後は片付けと清掃、整理整頓して、終わりです。
そうそう、トイレも清掃して綺麗にしました。
究極のスケルトントイレ 爆笑。
最後には壊してピカピカの新しい便器とウォシュレットが設置されます。
来年は一階床、 洗面脱衣所、 トイレ、 階段壁等々、 やること多々。
終わるんかいな~ ? 笑