ターボがおかしいなと・・・いうことで、取り寄せていたリビルト品が届きましたので、交換。
作業は極めて簡単なので、アップしました。
車はダイハツのタントで L350S という古い車。
もう19万キロ近く走っていますので、 j各部が寿命になってもおかしくはありません。
ターボの次は タイベルなんですよね~ 汗 これは面倒なのでやりたく有りませんです、 ハイ。
リビルト ターボチャージャー ダイハツ タント L350S L360S
リビルト ターボチャージャー ダイハツ タント L375S L385S
リビルト ターボチャージャー ダイハツ タント LA600S
リビルト ターボチャージャー ダイハツ タント エグゼ L455S
GSPEK IHIターボチャージャー タントカスタム L375S 純正品番17201-B2030用 国産ターボASSY
3時間ほど年休をもらって作業開始。
*クリックで拡大します
フロントセンターのサブフレーム外し。 フードラッチの奥にネジが隠れていますので注意。
インタークーラー取り外し。
配管を外します。 黄色はコネクター
インテークパイプを外します。
インテークの配管に繋がっている、ブローバイガスの配管も外して。
緑矢印のクランプを弛めると外れます。
サクションパイプ外し。
ヒートガード取り外し。
青矢印がO2センサー
奥のボルトは隙間が少なく、とにかくやりにくいですが、 前の配管の隙間から強引にやると外せます。
O2センサーのコネクターを外します。 まじで外しにくいです、何故かダイハツのコネクターは全体的に
抜きにくいんですね。
上のボルトも外します。
ここで、冷却液を抜きます。ラジエーターの裏から赤矢印部分にあります。
届いたターボ。
リビルト品
付属部品
説明書。
吸気側タービン
冷却ラインポート
バルブと排気側タービン
ウエストゲートバルブ
オイルライン・ポート。
マニホールドとの接合部。
冷却液配管の接合部を弛めます。
*不凍液が少し出てきます。
冷却水配管のリテーナーボルトを抜く。
水が抜けている間に新旧比較(笑)
さて、ヒートカバーですが、 一部分(ウエストゲートバルブリンケージ部分)を少し曲げて抜きます。
*ウエストゲートバルブの動きをチェックしましたけど、少し堅い物の、動きます。
緑矢印の用に少し手前に回してから上に引き抜きます。
赤いO2センサーの配線ラインを留めている金具が赤矢印の左側にあるので、ドライバーなどで広げて取り外しておいてください。
ホレッ!
触媒の固定ナットを弛めます。
ターボユニットの固定ナットなどを取り外し、 上に二つ、下の裏に一つあります。
触媒の下の部品を取り外し。
触媒は上に抜くようにして外します。
触媒内部
O2センサー
オイルラインを取り外します。 ちなみに赤丸は冷却水配管のリテーナー
ターボの接合部はスタッドボルトとナットが二本、 一本は普通のボルトです。
スタッドボルトは構造上、どちらかに残ります。
ターボのオイルライン・ユニオンをはずします。
冷却水配管の取り外し。
オイルフィルタのすぐ左にある配管はターボシャフトの潤滑用オイルラインの戻りパイプです。
この奥を、弛めてナットを取り外さないとターボが外れませんが、 ラチェットメガネレンチが必要です。
DURATECH ラチェットメガネレンチ フレックスラチェットレンチ ロングタイプ 8~19mm 72ギア 両頭首振型 CR-V鋼製 鏡面仕上げ 収納バッグ付属 6本セット
アマゾンでセットになっている ロングタイプが便利 、ターボ交換に使うのは 10mm、12mm、14mm
17mmになります。
ちなみに裏のナットを弛める場合は青矢印方向
ディップスティックのリテーナー外し、その下にあるボルトがオイルライン・ユニオンのボルトで二つとも弛めて外します。
で、取り外し完了。
新しいガスケットを入れて。
オイルリターンパイプを移植
青矢印ですが水温センサーかな? とんでもない位置にありますです。
スタットボルトを移植
冷却水のポート
ユニオンですが、 付属として来たのはオイルゲージ用のリテーナーがありませんでしたので、
元の物をつかいます。
パッキンはもちろん交換です。
*緑矢印はガスケット
これもスタッドボルトを移植。
ターボユニットを取り付け
冷却水ポートガスケット交換
ここで、ターボのジョイントクランプの位置調整。
スタットボルト移植
そして触媒戻し
後は分解の逆の手順だけとなりますので割愛。
ターボ交換した後は冷却水をいれ、 エンジンをかけて、シャフトに十分オイルが行き渡るのを待ちます。
冷却水のエア抜きも兼ねていますので、交換後にエンジンかけてすぐに空ぶかしをしたりすると、ターボの寿命が一気に短くなりますので注意。
ボルトナットの緩みが無いかどうか、常にダブるチェックする事を心がけないと、 後で忘れいてたとかあると
非常に面倒になりますです、 この作業は
さて、交換した後の車の状態ですが、ブーストによる加速が完全復活しました。
まじで小気味よいですが、 それにより、3本有るプラグのどれかに少し問題があることが判明。
交換して約1万キロ経ちますので、 物によっては駄目になるのもあります。
まあ特に低速域では問題無いので、 それの交換は次回です。