親の教育の仕方が、将来我が子を社会で大きく苦しませるのだと・・・・ そうした事を肌で実感する出来事が有りました。
昨日の事なのですが、自分の娘に現場の状況を仮定的に造って、「どうする?」とたずね、その問に対する返答を聞き、
安心して胸をなで下ろす僕でした。
昨日は出張! 本店?に書類を届け、思いの外早めに仕事終了だった僕。
帰宅途中に、行きつけのホームセンターでハイエースキャンピングカーの補強部品を買って、ついでに店内をウロウロしているときに
事に遭遇してしまったわけです。
「そろそろオイル交換だよな~?」と 車用品コーナーを歩いていた僕。
ある女性店員 仮に名前を S子としておきますが お客さん怒りが突然勃発。
このお客さんはYさんとしておきますね。
「そこそこ!」、「そこに有るでしょ!」とはS子、 年齢は25~30才くらい。
「どこ?」と聞いているお客さんYは、年齢が殆ど僕と同じくらいで、どうやら車関係のグリスか何かを捜して、S子に尋ねたみたいなんです。
お客さんとS子の距離は約2m程度、 同じような箱が並んでいる陳列棚は、品物が分かり難い。
Yが再び「どれ?」と聞いたのですが、 そのS子はたった数歩の距離を歩かず、立ったままで再び「それそれ!そこ!」と、
するとYが「お前さ~!」と怒り始めた。
「当然だな・・・・・」 と僕は思ったのですが、 お客さんは分からないから聞いているわけで、こうした時は数歩前に出て、
手に取るか示せば済むだけの事。
なのにそれをしない、尚かつ友達言葉 お客さんはお友達か?あんたは? と僕は思うわけで、YはひとしきりS子の態度を注意。
ところがそのS子 「ハイ、すいません!」、「すいません!」 というだけ。
そのうちYは黙って振り返り品探し、 それでもS子は黙ってそこに立っている。
アホか?こいつ・・・・
と、その直後、今度は他のお客さんが来て、この人はKさんとします。 年齢にして60才くらい。
「悪いけど一寸来てくれる?」とS子に尋ねた。
するとそのS子、「今こちらのお客様の対応しているので!」と返答、するとそのKさんは「そしたら悪いけど店員呼んでくれない?」
とS子に要求。
どう返事するんだ~? とそのまま見ていたら、突然「何の御用でしょうか?」とKさんに言いだした。
「はあ~!?」 と思わず目が点になる僕。
するとKさんは 「今日****の品物が入ると、この間来た時に説明されたんだけど、今来たらまだ棚に無いんだけど、
どうなってんの?・・・・うんぬん。」
少し離れたところにある、除草剤コーナー品物の事を言っているみたいなのです。
どうすんだ~このS子は?と、そしたら店内通信用携帯をやおら取り出し、係に連絡。
数十秒後に、一度棚のところに行って、すぐ戻ってきたKさんに対し、「今連絡しましたから、係の物がお見えになられます」と返答。
チュド~~~ン!!! 大爆発! 「あ~・・・・・・・・・・・・・ 駄目だコリャ!」
「は~」と僕は溜息つくけど、何て~事だろう。 どう考えてもこのS子はガキじゃ~ない。
15、16才の世間知らずならそれも許されるだろうけど、どう考えても30近いS子は、年齢的に最低の言葉使いは出来ねばならないはずだ。
初めのYさんの件にしても、数歩歩けばいいだけの事なのに、それすら出来ない。
そして Kさんでは”何の御用しょうか?”、”係の物がお見えになられる”と、いったいこの女性はどういった教育を家庭で受けてきたのだろうか?
と思ってしまった。
風体は一応は普通を装っているが、明らかに元ヤンキーでした!というオーラが滲み出ている。
おそらくまともな家庭教育を受けて来なかった事が、この数分ですべて現れてしまった。
まったくの他人でありながら、余りにも恥ずかしいこのS子。
この先どういった人生を歩んでいくのかと、さすがに心配になってしまった。
ホームセンターを出て運転しながら急に、「家の娘はどうだろうか?」と気になってしまった僕。
もし家の娘が同じレベルなら、親として死にたいくらいに恥ずかしい・・・・・・
そこで帰つろ、珍しく家にいた娘に、S子がどんな接客をしたか?をもとに、結論を一切言わず、
現場の状況と流れを再現しつつ、どう対応していくか?を娘の言葉で直接聞いてみた。
すると、S子とYさんの件の場合は、「こちらですお客様!」といってお客さんの先に立って案内し、手のひらで直接品物を指し示し
教えるそうだ。
そしてKさんとの対応では、「申し訳ありませんお客様、ただ今こちらのお客様に対応しておりますので、すぐに別の(担当)の者を呼びいたします、
少々お待ちください。」
と返答するとか、それ聞いた僕はホット胸をなで下ろしたわけです。
その後娘に、S子の言葉使いと態度を話したのですが、 「信じられない!」と言っていた。
当たり前の事であるが、言葉の使い方から始まって箸の持ち方一つ、話し方一つ、あらゆる事は全てリンクしている。
どんなにその場で繕っても、ごまかそうとしても、 その人間の普段の姿勢というのはあらゆるところで自然に滲み出てきてしまう。
故に幼い頃からきちんと基本を育て、これは型にはめる事その物なわけだけだが、特に女の子はしっかりとした人間性を備えた
品ある女性へ育てねばならない。
電車で良く見かける足を開いてスマホいじくる高校生、下品な言葉使い乱発の会話では、まともに社会を歩んでいける娘には育たない。
トイレ掃除一つにしてもしかり、 それまでやったことがない女性が結婚して始めたとて、どうしても汚い意識は抜ける事が無い。
それ(掃除)が当たり前なのだと、幼い頃より育てない限り、面倒くさいという思いと汚い意識はけして抜けず、
自分の面倒と横着目的で、旦那に座って小便しろ等という愚かな事を言い始める。
言葉一つとってもそうだが、家の掃除や片付け、料理すらも幼い頃から身につけさせない限りは、散らかり放題平気、
包丁の握り方すら知らない人間になってしまう。
女性としての基本は全て、 出来て当たり前として型に入れて育てない限りは、後で何とかなるだろう!とか上手くいくだろう等、
けしてあり得ない訳だ。
僕は娘に、会社に入ったら上司や同僚の男性に自ら進んでお茶を出せ!といっている。
出せと言われてやるのではなく、 職場の状況をみて、適時に判断し、自ら進んでやれといっている。
理由は簡単だ、 世の中の会社はほぼ99は%男性が動かしており、女性も働いてはいるが、主たる動力として動いているのはやはり男だ。
給与はそうした男性達の頑張りにより得た収益から配分されて来るものでしかなく、全体を見渡してみるなら、
どんな女性もその恩恵を受けているだけに過ぎない。
男女平等だ等と滅多なことで口にするな!と僕は常に娘に言っている。
ろくに仕事もできない身分で、しかも恩恵を受けるだけの人間が、理想宜しく平等だ対等だと簡単に口に出来る言葉で有るかどうか?は、
よく考えれば分かることだ。
故に進んで「茶を煎れろ!」と言っているわけだけど、 もしそれをやらなくて良いときが来たとするなら、
「それは自分がやります!」という後輩が現れた時。
それまではどんなに昇進しようが、部下の男性にも茶を出せ!と教えている。
理由は至極簡単、 家の娘は女であるという事、 たったそれだけの理由でしかない。
女性で有れど 小者に育てて良い等ということは無いわけだ。