以前、論文(その子の書いた)で紹介したギフテッドですが、最近又話を聞きましたので、紹介します。
両親はその能力を知っていても、ごく普通の子として育てるという考えを今も貫いています。
人より優れた能力が有るからと、変に特別な教育を受けさせたりしても、それは対面的に”子供の将来ウンウンという建前”を語りながら、詰まるところ自分の為だったりする。
いくら学校の成績が良くても、世の中に出て屑人間で有ることが表面化する輩はワンサカいて、 始末に負えないのが それに自分自身を浸しきってしまい、
一向に自分を省みることはしない奴。
何つ~のは、珍しくも何とも無い。
頭は確かに悪くないんだけどね~、なんせゴミなので使い物にならない。
逆に、勉強は出来ずとも、非常に優れた人間性で多くの人に慕われ、尊敬される者もいる。
能力は、単に個性の一つでしか無く、 一番重要なのはそれを”どの方向でどう使うか?”という、”人となり”にかかっているわけだ。
で、話を戻しますが、その子が修学旅行に行った際に、外人を見つけると誰彼構わず話しかけ、 \(・_・) オイオイ
まあ、大抵は英語を話す方たちだったらしいですが、 とうとう求めている国の人と遭遇。
で普通にその方たちと会話している? ギフテッドの姿を見て他の生徒達は唖然。
なんと、その子が話していたのはイタリア語なんです。
親に話を聞いたら、特に何かを習わせているわけでは無く勝手に覚え始め、日本語テキストなんか家に有るはずもないので、どうやっているのかと思ったら。
イタリア語を覚えるのに、まず英語を覚え、その英語を使ってイタリア語の単語の意味や文法の基礎、会話を覚えてるとのこと。
確かに、インターネットが当たり前のこの時代、 幾らでも単語の発音は覚えられるし、 会話もネットで簡単に聞ける。
その子は、その子なりの覚え方をしているわけですが、小学生で、まだ学校で英語を習ってもいないのに、自発的に勉強して、 そして得られた語学力でイタリア語を学ぶ。
しかも普通に会話できるレベルとかで、 なんつ~か、ある意味恐ろしい。 爆冷汗が出る翔
そう言っている自分も、なんにも勉強せずして英語を使う仕事をしているわけだが、さすがにラテン語までははやろうとは思わん。
何故イタリア語なのか?というとラテン語の一番基礎的な物という事も有るらしく、いかにもサッカー好きの少年らしい。
聞くと、全く勉強せず、塾にいかなくても学校の成績は常にトップクラス。
時折2年生からの算数の教科書を捲ってチラ見?している位が彼の勉強、とは親の話。
まあ、自分がよく知る子なので、 たくさん遊び、たくさん喧嘩して、たくさん虐めたり、虐められたりしてもらいたい。
人間性こそが、将来豊かに人生を歩むことの出来る、最大の基礎なのだから。