独立記念日で休みの僕。
「ウインドにいこうか?、どうしょうか?」としばし悩むも、天気予報が 朝から今日は 「雷-!」。「 雷-!」 と大合唱している。
たいていの雷は午後3時頃に来るために、ウインドだと風が入ってくる時間とかさなるわけでして、そんな中で乗ろう物なら死ぬか?天国か?という
デス・オア・アライブ状態になるので、あっさりと腰砕け。
でも一日家にいるのも嫌で仕方ない。
そこで、近場で午前中だけいけるミニツーリングを企画。
天気が良くて、夏を味わえる時間だけ楽しんでしまおうという事だ。
ネットで適当に検索していると、黒山三滝というのが有るのを知った。
距離的には適度な距離。
早速バイクを出して跨り、夏の香りが混じる国道をひた走る。
越生を抜けて、少し先に行くと、看板が出ていた。
左折して更に上、約8キロ先を目指す。
ずっと登りだった道路がほそくなり、分岐を右折して少し上がると駐車場へ到着。
ここから歩いて10分くらいらしい。
しかし、まだ気温はさほどではないけれど、すっかり蒸し暑い夏の空気に変わっていて、ブーツと長ズボンという
バイク様出で立ちでは、あっという間に汗が出てくる。
歩く道の、左側の濡れた岩の上に見たことない様な花が咲いていたのでパチリ。
*誰か知っていたら教えて。
5分ほどかかって上にいくと、空気がひんやりしてきて、現れたのは最初の滝、 天狗滝 、その入り口に到着。
100M奥に有るとのことで、綺麗な水が流れる川縁を歩き、狭くて小さな渓谷の中にあったのがこれ、
落差はないけれど、結構綺麗な滝で、ひんやりした空気が汗だくになってしまったTシャツを通して
つたわってくる。 きもちいい
川トンボがすぐ横のところに留まっていたので、パチリ。
元来た道に戻り、更に上にある二つの滝を目指す。
この辺りから、結構な傾斜に変化。
「あっちー!」 と思いながらいくと、何処でもある日本の景色が見えてきた、田舎の小さな観光地にある
土産物屋さんだ。
一つは川魚の小さな釣り堀を経営するお店、滝へ行くときにここで注文しておくと、帰りに焼いたマス?イワナ?を食べさせてくれる。
もう少しいくと、また別の土産物屋さん。 こうした土産物屋は日本中至る所にある。
大抵はお年寄りがやっていて、にこやかに挨拶をしてくれたりという、良き日本の姿だ。
この奥をすこしいくと滝に到着。
滝の大きさはさほではなく、奥の大きな滝が男滝、手前の控えめな滝が女滝というらしい。
先ほどの天狗、そしてこの男、女の3つで黒山三滝というらしい。
写真をとったけど、橋が邪魔して女滝が余り綺麗に撮れない。
説明はこれ。
しばらく滝をみながら涼んでいたが、適当に飽きてきたので、移動。
お!こんな虫がいた。
登りと違って、下りはあっさり駐車場まで到着。
途中でおばさんのグループ3つほどとすれ違った、無理せずいけるし、手軽なこともあるのだとおもう。
バイクに跨るとエンジンを始動。
もう一つの目的地へと向かう。
20分ほど走ると、見えて来た。
まず見えてくるのは寺をまもる四天王 毘沙門天様もいる。
ここは竜穏寺というところで、将軍足利義教が建立し、太田道灌にも関連している由緒正しいお寺。
詳しくは下の写真をクリック
もう一つ
こちらがお寺だけれど、再建築した物でたいしたことはなかった。
すぐ横に何故か派手な建物が有るので近づいてみると、教倉だった。
紅白でどはで(爆笑)
詳しくは
この建物はサイドにある彫り込みがすばらしく、実際にみていると迫力があって、約200年前の物とは思えない。
人間界と天界を表しているらしい、「へー」と思いつつ、しばらく彫り物を堪能。
そして元来た道を折り返すと、再び四天王がいる門へ、せっかくなので、毘沙門天さんをパチリ。
これで、今日の目的地は終了。
エンジンをかけて、空を見渡すけれど、雲一つなくて、太陽だけがギラギラと照りつける。 「本当に雷来るんだろうか?」と思う。
昨晩遅くて、寝不足だったのものあるけれど、太陽の日差しが僕をクラクラさせる。
家に帰れば丁度12時頃になると思うけど、シャワー浴びてビールを飲む事考えたら、急に帰りたくなってきた。
昼寝もしたいし・・・・・(笑)