日曜日のウインド帰り、 エンジンを掛けた直後に、ダッシュ右下にあるサブバッテリー監視用のモニターを見たんですけど、
「あれ?」と気がついた。
遙か以前にも、一度トラブルが有ったのですけど、 又かいな?
エンジンが掛っている時は、メイン(エンジンバッテリー)からサブバッテリーへの充電が自動的に行われる様になっていて、 正常だと始動と同時に電流値が一気に上がっていく、
そして、走行している間にもずっと充電が行われて行き、最終的に電圧が13.5~13.75V辺りで大体安定する。
日曜日は曇り空だったのもあり、 ソーラーの充電が弱く、 お昼にインバーターをつかってお湯沸かしたので、帰る前に見たときには電圧が12.99V辺りになっていた。
上にも書いけど、エンジン始動と同時に充電開始されるはずの物が、電圧変らずで電流値にも変化が無い。
でたよ~~~
と思いつつ、 まあ、それですぐにどうのという事は無いので、その日はそのまま帰宅。
ただ、次の週末までには修理しておきたいので、かなり朝も早くから出勤。
テスターを持ってきて、回路を色々と調べていると、どうやらメインからサブバッテリーの間にあるアイソレーターまでの配線に不具合があるみたいだ。
ただ、配線を解放して、エンジン始動してテスターを宛てると14.5V。
ところが、それをアイソレーターに接続すると電圧が低下して、サブバッテリーとほぼ同じ電圧になる。
つ~ことは、エンジンバッテリーからアイソレーターまでのどこかで接触不良もしくは電線内部で腐食しているわけだ。
配線としては半死にということ。
接続ラインにはマイナスラインと プラスラインの二つ配線があるわけだが、 怪しいのはプラス。
以前ですが、 やはりこのラインにトラブルが起きたことが有り、その際は、途中にあるコネクターを掃除して、 端子などを交換して直った記憶が有る。
今回もその配線に問題があるとみて良く、さすがに今回は新しい配線を引き直しました。
蒸し暑いし、全然やる気無しで、写真すら撮りたくないほど面倒で退屈な作業。
床に穴をあけ、 新しい配線を通し、 それをアイソレーターに接続。
これで作業的には終了。
エンジンを始動すると、当たり前ですが、サブバッテリーに充電が開始されて、電流値が一気に上がります。
電流値もすぐに上がり、しばらく様子を見て問題の無いことを確認。
夏の車トラブル修理ほど退屈で嫌な物はありませんです。

さて、話は変って、 日曜日のウインドの片付けの際、ダウンシートが突然切れた。
レーシングセイルの12.0ゆえ、 ジョイントエクステンションのプーリーとの間に掛る力は半端ない。
背筋使ってフルパワーで引いて、 それをエクステンションのクリューとにかける。
小さいセイルならまず切れることはないけど、 11以上を多用すると結構頻繁に切れます。

12.0のセイルには滑車4個、 エクステンションには滑車3個付いていて。
自分の背筋が180kgだけど、そんなには使わないので、仮に150kgで考えると、
7倍となり、 シートには約1トンの力が加わることになる。
ん?あれ、計算あってるか???
(笑)
ダイニーマの4mmの最大荷重が確か1トン前後なので、 当然切れるわな。
予備のシートを出すと、 早速交換。
シートその物の痛みが少なければ 切れた部分だけ適度にカットしてまた使いますが、
毛羽立ってきていたり、変形している感じがあれば交換。
自分の場合、4mを標準で使っていて、切れたり傷んだりしていく内に3.5m程になる。
今回はだいぶ傷みが進んでいたので交換です。
そういえば自分の使っているジョイントのボトム面にあるシート通しの処理が解らない。
これまではこうしていて、正しいんかな? これ?
細かいことなど全然気にしてないことも有り、結構いい加減とも言える僕ですが・・・

今回はこれをこのように変更。
固結びの瘤が溝に入り込んで後で抜けなくて大変な思いをしたくないので、少し尻尾を長めに溝の中に押し込みました。

こうすると、写真のクリューのすぐ下に見える穴に、シートを差し込みやすくなります。
以前のだと固結びの瘤が邪魔で仕方ありませんでしたから。

なんか、やり方はこれでいいのか判りませんが、 結構長くウインドやっている僕でも、
まだわかっていない事って結構あります。
で、それ終わると、次はジョイントラバーの交換。

毎年やっていますけど、 もしこれが切れるとどうにもなりません。
流れ止めの紐はありますが、12.0なんてサイズのセールアップはまず出来ません。
ジョイントゴムそのものは 自分の始めた頃は確か1500~1800円くらいだったのが、 今じゃ2600円程度する。
年に一度の交換とは言えど、 ウレタンのゴムが一つ2600円て・・・・
まあ、そんなわけで、ブツブツ言いながらも週末のウインドが待ち遠しい翔です。