5時に担当医からの説明があるとのことで、母親連れて病院に行って来ました。
親父が元気なときは、 やたらと邪魔扱いしていた母親も、 さすがに段々と寂しくなってきたらしく、
「1人の食事ほどまずい物は無い・・」なんて何度も口に出して。
だろうなと・・・・ 僕も思うわけです。
飯の時だけ起きている!、 何もしない!、 邪魔だ!、 トイレを汚す!、 etc と、
僕が来る度に母親はブツブツ言ってましたけど、”それが無い”という事は必ずしも良いことでは有りません。
居るからこそ人としての活動が有り、又生きていられるわけでもある。
病院について、精密検査の結果と状態についての話、そして手術に関する事とそのリスクに関する話を先生から伺い。
そしてその後は、”どうするか?”という判断に迫られたわけですが、 もちろん僕の判断はGO。
手術せずにいたらどうなるか?ですが、 遅かれ早かれ、 コレステロールの蓄積で狭まった脳への動脈はかならず閉塞して行きます。
現在、右側の動脈は正常時の20%しか血流が無く、 狭まった事で内径は後僅か2~2.5mm
それがこの先少しずつ加速度的に狭まり、 場合によって心臓から流れてきたプラークがそこに詰まれば
= 死という事。
何もせずして、今を看過し、その狭まった血管から少しずつ剥がれて脳へ流れていくプラークによって次々と起こる脳梗塞。
その度、それに対応して、次々と失われていく身体機能を黙って見ているに甘んじるか?
それとも、術式の後に起こる可能性の有る脳内の出血及び多少の脳梗塞を”今”覚悟の上で、後の元気な親父を願うのか?
二つに一つしか選択肢は無い訳です。
前回までは元気で良くしゃべっていた母親も、 今回は黙ったきりです。
8月の初めに手術を行うことに決定、 後はもう一度書類を書くために病院へ行きます。
このところのコロナ騒ぎの復活で、一度解放気味になった見舞いもまたCLOSEされてしまい、
しばらく親父の顔を見ていないし、 全く顔を出さない僕や母親に不安を感じているかもな~と思いますが、
こればかりはどうにもならない。
まあ、手術の前後には会えると思うので、それまでは親父に我慢してもらうしか有りません。
そうそう、今1人で家にいる母親がどうしても不安なので、今回”みまもりサービス”を導入。
病院へ行く前に機器をセットしましたけど、 人の動きがスマホで判るので、かなり安心です。
早く親父には元気になっても取ってきてもらはないとな~、なんて願う翔です。