Cogito

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初めての経験

2008-09-16 20:10:24 | 日記・エッセイ・コラム
今日から真鶴町は町長選と補欠選に入る。
                                             
初めて患者として救急車に乗った。そして隣町の厚生年金病院へ運ばれた。

今朝、玄関先で、すべって足を捻挫してしまったのだ。痛い、それより動けない。大声でPapasanを呼ぶと、来てくれたが、私を起すこともできない。やっとの思いで、這うようにして家の中に入った。ジーンズはびしょびしょ。まずはこれを着替えなくては。Papasanは湿布剤を探している。足は見る間に膨れ、色も赤くなってきた。サロンパスを貼った。捻挫だろうが、高齢だからひびや骨折が気になる。やはり医者に行こう。

診療所に電話して、老人二人なので、そこまで行けない。応急手当を聞くと、冷やして、できるだけ早く救急車を呼んで、外科にかかるように、ひびが入っているといけないから、ということだった。そこで着替えをしながら119番に自分で電話した。真鶴の救急車は熱海に行っているので、湯河原の本署から来るので少し待ってくれと言った。

まもなく消防支署の人が様子を見に来てくれ、おんぶしてくれた。そこへ救急車。担架を持ってきてくれたが、上までおんぶされてあがった。こんな重いのを申し訳なかった。ベッドに寝かされ、血圧などを測定、受け入れ先を確認して、後ろのPapasanに連絡してくれた。車が動き出した。
足以外はぴんぴんしているので、隊員さんたちと話をしている。渋滞がひどいとか。真鶴道路が無料になって、真鶴駅前が渋滞するようになった、と言った。カーテンの隙間から外をのぞくと、ほんと、上りがびっしり渋滞している。この渋滞は連休明けも手伝っているのかもしれない。お~い、よその車はお金払って新道を行ってよ~、と中から叫んでいる。新道部分はまだ有料だが、200円になったと聞いている、こんなに渋滞で、高いガソリンを消費してアイドリングし、いらいらするより、200円払っても新道の方がむしろ安上がりなんじゃないか。 生活を直撃する物価高、そんなこと言ってはいられないってところなんだろうなぁ。

厚生年金病院へ着いた。ベッドのまま救急治療室に運ばれた。外来の人たちがこっちを見る。ちょっと恥ずかしい。

看護婦さんが血圧を測ってくれたが、先生はなかなか来ない。救急隊員たちもいっしょに先生を待っている。私個人は耐えられない痛さでもないし、待っていてもかまわないが、先生に引き継ぐのが仕事ですから、と一緒に待っていてくれる隊員たちは気の毒だし、もったいない。

この地区でも受け入れてくれる病院が少なくなった。外科など、ここか、熱海の福祉大学病院か、小田原の市立病院ぐらいになってしまうということだった。マスコミで騒がれている受け入れ先の病院の話、よそ事ではない。なるたけ救急車は呼ばないようにと思っているのだけど。救急隊員の皆さんには心から感謝。

若い先生が診察してくれた。まずはレントゲンを、レントゲン室までは救急隊員が連れて行ってくれた。レントゲンを数枚撮った。そこから病院の看護婦さんと代わった。

レントゲンの結果、骨は折れていた。何とか難しい名前の骨だったが、完治するまで3ケ月はかかると言われ、さすがにショックだった。これから文化祭等、忙しくなる季節なのに。しゃ~ないね。
ギブスをはめられ、リハビリ室で、松葉杖の練習をして、松葉杖を借りて帰ってきた。病院にいる間は車椅子で自分で動けたし、手すりも使いやすくなっているので、さほど不自由ではなかったが、家に着くと練習したとはいえ、階段の高さが違う、しかも石だ、やっとの思いで下までおりた。そこからが長い。使い慣れない松葉杖は息が切れる。しんどいなぁ。 なによりも腹立たしいのは藪蚊の襲撃。両手がふさがっているからたたくわけにもいかない。まさに格好の餌。でも、家まではなんとしてもたどり着かなければ、と痛いのを我慢して足をついた。そのせいか、座ってから痛みがました。

トイレに行くにも一苦労だ。なんとも痛い。つくづく我が家は老人向きの構造にはなっていない。しかもこういうことはこれからも起こりうる。どうしたらいいのだろう。そんなことを考えていた。
ともかく、この痛さをなんとかしよう。そこで痛み止めを飲んで寝てしまった。薬が効いてきたのか、起きると少しは楽になっていた。いや~、どうしたら松葉杖を仲良くできるかな。普段気にしてはいないけど、意外と家の中で動いているものだ。金曜日に医者に行く予約をしたけど、どうしたら上まで行けるか、そんなことを慮っている。

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世界の車窓から

2008-09-16 00:07:03 | 日記・エッセイ・コラム

「世界の車窓から」は今ベラルーシを走っている。たまたま見たときシャガールのふるさと、ヴィツェフツクをたずねていた。シャガールのふるさとは、彼が生まれたころは帝政ロシア、そしてソ連邦、いまはベラルーシなのだ。

そして数日前、ミンスクを通り過ぎたところを見た。あれ、もう少し前だったら、ミンスクが見られたのに、と残念に思った。列車はヤルタまで避暑に出かけるミンスクの家族を写していた。ということはこの列車はゴメリを通って、キエフ(ウクライナ)に行くのだろう。この路線は逆にゴメリからミンスクまで、キエフからゴメリまで乗ったことがある。なつかしい風景が見られるかもしれない。よし明日は心して見てみよう、と待っていた。

列車はゴメリに着いた。ナレイションはゴメリは10万都市だという。駅舎、こん何きれいだったかな?列車もきれいだ。私は二段ベッドが左右にあるコンパートメントに二人で乗った。車窓からはゴメリ近郊の村を訪ねた。その村もチェルノブイリで汚染され、多くの村人は移住して行ったが、数人の老人たちはこの村で暮らしたいと残っていた。

列車はゴメリの駅を出た。明日は車内の様子をレポートするようだ。車内より車窓からの眺めを写してもらいたいな。ホイニキもベリキボールもこの近くにある。みんな元気だろうか。もう一度会いに行きたいが、行けるだろうか??

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