やっぱり寒い。せっかく片づけてもらったので、外の落ち葉を掃いた。ポリ袋が土の中に埋まっている。引っ張り出すと、なんと炭の袋だった。捨ててしまおうかと思ったが、たぶん備長炭だろうから、と拾い集め、コンテナに入れた。日光がさしたら、じっくり乾かして、しまっておこう。
昨日は生チョコを作った。シフォンも焼いた。トマトの水煮でトマトソースも作った。水煮のトマトはイタリア製の瓶詰のチェリートマトを使っている。ビンから出して鍋に入れ、もう少し煮込むと、皮がはじける。それを冷ましてミキサーにかけ皮も種もすべてみじんに粉砕して、煮詰めている。これをコンテナに小分けして入れ、冷凍してある。味付けは塩と砂糖だけ、料理によって、オイルや、香辛料を使うことにしている。
鶏モモ肉を取ったので、脂肪や筋、膜をきれいに取り除いた。かなりの量が取れる。そのまま使ってもいいのだが、きれいにするのには訳がある。取り除いた脂肪などは、タヌキにやるのである。きれいにしたモモ肉で炊き込みご飯を炊いた。余っていたキノコを使って。そんなことをしていたら、ローストポークの仕込みを忘れてしまった。仕方がない。今晩仕込もう。
忘れないように白板に今日作るものを書き込んだ。一番目にはミートソースを作ること。2番目には夜、ローストポークを仕込むこと。
まずはミートソースを作ろう。このミートソースを固めに煮込んでロシアパンを焼いて冷凍しておこう。玉ねぎをとりに行くと、もう3個しかなかった。新が出ているから、しばらくとるのはやめておこう。肉は500g、大玉だから2個でいいな。にんにく、ピーマン、勝手に冷凍庫に落っこちてカチカチになっているのがある。生シイタケ、人参、冷凍庫にセロリがないかと探したが、セロリもパセリも使ってしまってなかった。時期になって安くなったら、買ってきて刻んで冷凍しておこう。トマトがたくさんあった。
papasan、どこへ行ってもトマトを買う。生食のためなのだが、美味しくないものもかなりある。それをまとめて冷凍しているので、たまってしまった。トマトの水煮はトマトジュースで煮込んでいる。で、トマトジュースを入れて煮込み始めた。そう、ミートソースに使うためである。
オリーブオイルでみじん切りした野菜を炒め、ひき肉を入れてさらに炒めた。当麻のトマトジュースをがぼがぼと加え、煮込み始めた。調味料を一切入れていないのに甘い。トマトジュースのせいだろう。さらに少しばかり残っていた白ワインを入れ、冷蔵庫を見ると、脱気してあるソーテルヌに気が付いた。開けてみると味は変わらず美味しいが、ええ~いと、これもソースに入れてしまった。トマトジュースは1000mlだが、これ全部入れてしまってもよかったな。煮込んだトマトはジュースほど甘くはないが、もったいないので裏ごししてソースに加えた。トマトというのは本当に見事な調味料だ。香辛料以外には塩しか入っていないのに、美味しい。
冷凍庫の野菜も片付いたし、さて、お昼にしよう。papasanにお昼何食べたい、と聞くと、簡単なものでいい、といつもの返事。簡単なものいっぱいあるよ、カレー、炊き込みご飯、パン、あっ、そうだ、パンにミートソースを入れて焼いてやろうか?というとそれがいいという。
バターロールを解凍して、発酵バターを塗った。オリーブオイルでも美味しいんだが、バターが柔らかくなっていたので。その上にたっぷりミートソースを乗せ、粗みじんに切ったチーズをのせ、トースターに入れた。オーブンの方がいいのだが二つばかりだからとトースターに入れたのはいいが、上が焦げた。やはりオーブンの方が効率はいい。
papasan、美味しい、美味しいと頬ばっている。当然、美味しいですよ。紅茶付き。
毎度のことながら食後は転寝してしまった。起きだしてフロランタンのクッキー種を作った。
予定通りローストポークも仕込んだ。食べることに関しては、よく働きます。