なぎのあとさき

日記です。

みんな揃う

2005年08月25日 | 日々のこと



暑いひるま、だらけきって寝るモンチ



ふっかーちゅ!

水曜、パッとしない天気だけれど雨には降られず、
髪型が崩れず気分はいい。
ガウラの花がよく咲く。ペンタスにも花がいっぱい。

朝、地下鉄で「東京焼盡」。
古日さんとの一献は、いつも美味しそうだけれど、
その前夜にお酒の都合がついたときの一献は、格別。
B29が来て、百先生の家がついに焼けるところで涙。無常なり。
その夜、百先生が一番気にかけたのは飼っている鳥たちのこと。
四谷が焼き払われて、最後まで気にかけたのは、四谷駅の燕の巣のこと。
(近所のお屋敷の小屋を借りて、)
○焼け出されたけれど雨露を凌ぐ庵ができたので、これからの明け暮れが楽しみである。
(捨てられずにたまっていた様々なものが一気に焼けて、)
○せいせいし又さっぱりせざるを得んや。
(positive vibration,yeah!)

北斗勝ちの甘木さんからTレモングリーンティ。
クラゲの話。日本海側のクラゲが、
津軽海峡を迂回して太平洋に回りこみ、
直径1mの大きさに成長して大発生してるとか。

夜、前から誘われていた甘木2さんと見附でご飯。
お豆腐、蟹入り湯葉、初物の秋刀魚、
野菜のソテー、サバの糠漬けのお茶漬、マンゴーと夕張メロン。
芸能界通の軽いオヤジと思ってたので軽い気分で行ったら、
4年ごしの思いを乙女チックに語られた。
なぜかオヤジにはキツイことをいえず、優しくしてしまう。

家に帰ってほどなくダーも帰る。
ダー「オヤジってのはだいたい乙女チックじゃん」
「へぇ、そんなことよく知ってるねぇ」(関心)
ダーは怒涛の本誌・コミックス・別冊・小冊子校了・
コミケ・再び本誌校了その他諸々の仕事がようやく一段落、
いっときの休息週間に入った。
ビールと餃子(ダーだけ)。たまってたビデオを見る。
ガキ使の代わりにゴクミのセレブ生活(ダー「顔が勝ち組」、内P。
ダーと私が揃って和室にいると、
猫3匹も和室に来てごろん。
殿はダーの膝上でほっくほくの「苦しゅうない」顔、
ビーとモンはテーブルの上でごろごろしてふるるる。
6畳の部屋にみんなで揃って、ついつい4時近くまで夜更かし。

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海岸行き

2005年08月25日 | 日々のこと



あっは



めずらしいとこにいるだけで
たのちくなってるモンちゃん

渚には 語られなかった 物語が 眠ってるんだ
熱く焼けた 砂浜を歩く 真昼の夢を探してみようか

夏休みが終わって、東京には台風が接近中。
お昼頃は晴れて、如雨露で少しだけ庭の花に水遣り。
ママがくれた一輪挿しの花瓶にルドベキアの花を3つ。
ルドベキアは長く切るとすぐしおれるそうなので、
花の5㎝下くらいのところで短く切って小さい器に活ける。
すぐ後で強い雨が降り、一日降ったり止んだり。
低気圧のせいで気分が今ひとつ。

パチ屋でもらってきたジニアの鉢植えを、結局私が引き取ることに。
鉢植えとジムの道具を抱えてスタバテラスに行き、
家族旅行帰りに直で来たCに会う。
「疲れてないの?」「やり場のないホルモンをジムにでもぶつけたい」
旅行の話、Cママの毒っぷり話など聞く。
妹は私の分のお土産まで用意してくれていて、
包みを開けると、豪華金の箱に入った、
半生のカツオが3本。
猫のためとしか思えない贅沢な逸品。
獣医で妊婦のC妹、本当に猫が好きなのね。有難し。

ジムの駐車場まで行って、うだうだ煙草を2、3本。
雨が降ったり止んだり。なんだかメロウ。
「今週末は車検で車ないの」「台風で天気も悪いしね」
「ってことは、台風一過だ!!」「そうだ!夏だ!」
「夏の予定たてよう!」「やり残したことある?」
「線香花火とレゲエフェス」「レゲエフェスね~」
「去年行ったねスーパーバッシュ」
「踊りまくって9月なのに汗びとびとで」
「9月でも全然夏本番だったよね~」
「Nちゃんはブラダとダンス」「それも今年やってない」
「それも風物詩?」「今週車ないのイタイな~」
「でもまだ残暑もあるし」
「残暑がね。とりあえず夏のイベント段取っとこうよ」
「段取ろう段取ろう」
「煙草もう1本吸おうかな」
「吸いなよ」 
ジムで着替えたりするのが面倒で、
長らく駐車場でうだうだ。すべてにおいて往生際が悪い。

すぐに秋が来て 海には誰もいなくなる
(「海岸行き」)

プールで200m泳いだら閉館の音楽が流れ、
風呂に入って餃子楼買って帰宅。
ニャンコロンズに猫缶に代えて鹿児島産カツオをちぎってあげる。
自分で食べても旨みの凝縮した逸品。
3匹とも喜んで食べる。
特にビーちんは、まな板で切ってるそばから狙いをつけて、
私が隙を見せるとくわえて逃げる。
塊をくわえるビーは、野趣あふれて可愛くて、
わざと隙を見せる。
美味い不味いを瞬時に嗅ぎ分け、
これは美味いと思ったときのビーのキランとした目はとびきり可愛い。
殿は軽く噛んでからあげるとよく食べる。
モンチも、何だかわからないけど食っとけ、ってな調子でよく食べた。

内田百「東京焼盡」より
(4月の春雷の頃)
○雷は空襲と違ってまた不気味なり。しかし音に伸び伸びした響きがあるから空襲よりは上品である。
(5月2日)
○今日は一年中にて一番好きな八十八夜なり。(中略)歩いても汗ばむと云う事もなく、又風に当って寒くもなし。こんな時候が何日続く事かと思う。
(3日にはドイツでヒトレルが戦死し、百先生はラヂオの修理に右往左往したり、葡萄酒の味に難癖をつけたり)

ダー校了華僑で帰らず。
花火の次の朝以来会っていないなり。

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