なぎのあとさき

日記です。

園芸日和

2005年11月14日 | 日々のこと



バラ、Escapade。名前の意味は「未知なる冒険」



モンチ、未知なる美

11月12日、土曜、晴れ。

待ちに待った土曜日。寒さで寝起きが悪くなったので、
平日は園芸作業がすすまず、やることがたまっている。
天気もよくて園芸日和。
BECKかけて、髪を横で結って、ゴムてぶをはめて庭へ。

【今日の庭仕事】
・百合の球根を植付
・ホットリップを夾竹桃の後ろに植え替え
・ニチニチソウ、ルドベキアにThanks!
・ニチニチソウ跡地にオイランソウを二株並べて移植。

ここまで終わったのが1時半ごろ。
ときどき空を見上げると、真っ青な空に少しだけ雲が浮いていた。
ダーが起きて、朝ご飯はポテトグラタン
(じゃがを薄く切って、ハインツのホワイトソースとチーズとベーコンをのせてチン)、コーヒー。
一服してたらタキイのサルスベリの苗が届いた。

バラの花びらを、ビーの前にぱらぱらと降らせると、
ビーはパンチしてそのままダダッダダッと走って行ったので、
花びらを拾ってビーをおいかけてまたぱらぱら、ビーパンチ!

庭仕事再開。大きい穴を掘って、元肥を入れて、いい土を入れて、サルスベリを植えつけ。
花も終わってひょろひょろした裸の苗。来年の夏には花が見れるかな。
サルスベリは不思議な花で、今花を思い描こうとしても、
大して綺麗な花を思い描けるわけではない。
でも、真夏の陽射しの中でサルスベリを見ていると、
こんなに好きな花もない、と感じる。
穴は掘り出すとハマる。
下の方の固い土を、シャベルを垂直にしてズンズンズンと割るようにして掘っていると、
心頭滅却。もう虫もほとんどいない。

おやつに、ホットケーキとベーコン、紅茶。
ダーがやっとやる気になったので、DVDレコーダーを接続。
テレビの下の棚のビデオ類を整理をしていたら、
猫たちが「何?何?」と集まってきた。
庭もすっきりしたし、DVD環境も整ったし、
ずっと家から出なかったけど、充実した一日。

晩ご飯は出前インドカレー。
プレステでは見れなかった黒沢清「ドッペルゲンガー」を試しに観始めて、最後まで。
寝起きの役所。

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暖をとる猫たち

2005年11月14日 | 日々のこと



夏の間より、少し色が濃くなった気がするサルビア



11月11日、金曜、晴れ。

起きると殿が私の枕の真ん中に頭をのせて悠々と寝ていて、
私は殿の足元に丸まって寝ていた。どっちが猫なのか。

9時半に起きて、週末の園芸作業に向けてやれることをやっておく。
しぼみかけたエスカペイドはすっかり元通り。葉っぱが元気。
フレンチレースの大苗の葉っぱもどんどん大きくなってしまう。



【今日の庭仕事】
・ルドベキアの種をとり、枯れた部分を切る。
・イチゴちゃんの周りに、ナメクジ避けを少しまく。
・ウィンターコスモスを日向に植え替え。
・チューリップ球根5個を鉢に植える。
・百合の球根を植えた土に、球根用の肥料を少し混ぜる。

「説きふせられて」
もったいぶった文体が、「家政婦は見た!」って感じでときどきイラつきつつも、
アンの意志のなさ、流されやすさが自分とかぶるので楽しく読む。
アンの姉妹の性格描写がひどすぎて笑っちゃう。

暖房をつけるようになったと同時に、
ビーと殿がお湯を入れたお風呂の蓋の上で寝るようになった。
モンチはテレビの上があったかいのでよく寝ている。
画面の前にしっぽや足を垂らし、
ときどき身体がずり落ちて、ガシッとテレビにしがみついている。

晩ご飯は私はトマトとベーコンとハーブのパスタ、
ダーは「青の洞窟」のミートソース。

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ちょろすけ

2005年11月11日 | 猫トーク



モンチ、ちょのかわいちゃはどうなの?



わかってるの?



あちょびたいにょ!

11月10日、木曜、晴れ。

イチゴの苗を見ていたら、
葉っぱの陰に小さな白い花が一輪咲いていた。
何(how)かわいらしい! 
バラのエスカペイドは、水が足りなかったらしく花がしぼんでしまい、
焦って水やりをする。夜には復活した。

1年ぶりに歯医者。虫歯2箇所見つかる。

晩ご飯は小松菜炒め(ニンニクと塩で炒めただけ)、麻婆豆腐、なめこ味噌汁、ご飯。
夕食を作る間、猫たちもご飯を待っている。
殿はタワーで、ビーは空気清浄機の上で行儀よくしている。
モンチだけは「待ってる」なんてシャレた芸当ができないので、
キッチンをちょろちょろちょろちょろ。
「危ないから! モン!」 
もちろん聞かない。案の定しっぽを軽く踏んでしまい、「ニャア~!」

夜は10℃を切るようになったのでオイルヒーターをつける。
ビーと殿は和室の押入れに入ったきり、
私が寝る頃になっても出てこなかった。
モンチは一度は中に入るも、すぐに出てきてちょろちょろ。
「ア」「ア」と鳴くので顔を見ると、ア、と口を開けて声を出さずに鳴く。
近づくとダッシュで逃げる。
そのくせ、私がキッチンに立つと走り寄ってきて
私と流しの間に割り込み背伸び。

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いろんな人がいるもんです

2005年11月10日 | 日々のこと



おもたーん



11月9日、水曜、晴れ。

風邪ひいてたくせに、サッカー見て徹夜したらしいのを見て、
マジギレしてドチンピラに。
目を合わさないでいると「大事な試合だったんだ…」
とすまなそうに謝るので怒りはおさまり、コーヒー。

お昼、日本橋三越のチェルシーガーデンをのぞきに行く。
屋上まで、エレベータで開閉ボタンを押す役をつとめていたら、
品のいいおばあちゃま、エレベータが止まるたびに笑顔で「すみません」。
降りるときも丁寧に「ありがとうございました」
笑顔が可愛いのは、歳は関係ない。
バラ苗は売約済みが多く、残り少ないのでさっさと喫煙コーナーへ。
売店でコーヒーを買ってダロワイヨで買ったベーコンエピを食べつつ、
ジェーン・オースティン「説きふせられて」。
ロマンスな小説が、花と緑の多い屋上で読むのにちょうどよかった。
エピのパンくずがボロボロこぼれたので、スズメが寄ってきた。空には白い半月。

帰りMスタのテラスででショートラテ。
Cの家に寄ると、ストーブとヒーターを全開でつけていて、
アチ子が夏みたいに伸びきって寝ていた。
三茶セキゼンで猫缶、カリカリ。ウィダー飲んでからジムへ。

私とCが並んで腹筋をやってると、視界に入ってきたおばさん。
デブでメガネで化粧っ気のない女はだいたい苦手なので、
目を合わさないようにしてたけど、
一目見て人を不快にさせる悪いオーラを感じた。
Cが先に腹筋を終えて去ると、そこに自分のタオルを投げ、
転がりこむように腹筋マットを陣取り、
タオルでこれみよがしにゴシゴシえんえんとマットを拭きながら、
私に聞こえるように「チッ」と舌打ち。
私も逃げると、さらにでかい音で舌打ち。

スポーツジムは運動を楽しむ人、
綺麗になろうと努力する人がほとんどで、
精神的に健全な人が多いから、
ふだん嫌な思いをすることはほとんどないけど、
公共スペースなだけにたまには変な人がいる。
怖いのでジムは切り上げる。帰り、ムッキーが華麗にターン。

ファンゴでお茶。
ローズヒップピーチティー、ポテト、ソーセージ盛り合わせ、チーズケーキ。
テラスにはストーブが出ていて暖かかった。
Yちゃんは、Cが赤いストールを出してきたのを見て、
「ファイ! チャッチャッチャッ ファイ!」
C「旦那って地雷踏むのうまいんだよねぇ」
私はキレてもチンピラどまりだけど、Cはキレると胴元になるらしい。

夜、意を決してマルゴコスター購入(3800円)、これで打ち止め!

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マルゴ

2005年11月10日 | 日々のこと

こっち、むいて!



ハイっ



にゃんにゃ、あちょぶわけじゃにゃいにょか



おれとあそぶ?



なにちて?なにちて?

そこのハンタム!



おうっ

11月8日、火曜、晴れ、小春日和つづく。

われ鐘峠超えのパリ部夢。
舞台は、パリのモンマルトルの丘にある公園。
大きな木の木陰の草の上に、
赤青の糸で織られた布のレジャーマットを広げ、
きらきらと木漏れ日を浴びなから、
くりぃむ上田とごろごろ…、
上田のエスプリのきいたトーク…(汗) 
ファンでも何でもないのに。
有田よりはいいけど。
Cにメールすると、「上田は(希に)アリやな」。

バラの大苗に葉っぱが出てきた。
植付前に葉っぱが出ると余計な養分をとられてよくない、
と本には書いてあったけど、
ちゃんと生きてる証拠なので嬉しい。
エスカペードは、
早くも花びらのピンク色が少し薄くなったけど、
それはそれでひらひらして綺麗。
とんがった蕾もかわいい。
駅までの道は、
花水木の木が真っ赤。
朱色の実をつけた木もある。

夜、ネットを見てるうちに、
ポリアンサローズの「マルゴコスター」を
2回もカゴに入れていた。
2回とも、決済ボタンの前に躊躇してやめる。
オレンジ色の小さなカップ咲きで、
ロメールの「夏物語」のマルゴにイメージがぴったりで可愛い~。

晩ご飯はベーコンとベビーリーフのぺペロンチーノ。
ダーの帰りを待ち、ビデオでリンカーン。

【11/5の鎌倉で書き忘れたこと】
エンジェルズトランペットが、夏と変わらず元気に咲いていた。

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みつばちモンチ

2005年11月08日 | 猫トーク



ごにょごにょ、えー!まじでー!



うん、まじで!ごにょごにょ



まーいいけどにゃー

11月7日、月曜、晴れ。

朝、マンションの庭師が雑草とりに来た。
殿は、「なぜ俺に挨拶をしない?」といいたげに、
窓の外の庭師を見ていた。
真似っこモンチも殿と並んで、
庭にいる見知らぬ人を眺めていた。
見知らぬ人に用のないビーは、
寝室で私の膝に乗ってビーチームを作り、
私とダーを寝室に引き止めていた。





モンチがあっちこっち走りまわる様子はミツバチみたいで、
ブーンブーンと聞こえてきそう。
羽がついてないのが不思議なくらい。
オモチャや紐を見つけると、
停まってツンツン。
飽きるとまたブーンブーン。
今日はノートについたゴム紐をくわえては伸ばして遊んでいた。

「ビーコのビは、ビューティフルのビ、ビーコのビは、美人のビ」
と歌ってると
ダ「ビーコのビは、ビッグなお尻のビ、ビーコのビは、ビッグサイズのビ」

【WJ】
今週はルフィがかっこよかった~! 
六式のおっさんを倒して、
ついにロビンちゃんのもとに!! 
しかもたった一人で、
一番のりでたどり着くなんて、
ベタなお姫様救出劇になって願ったりかなったり。
これなら頑ななロビンちゃんの心も開くかも。

夜、庭を見たら、
クレマチスの小さな苗がなくなっていた(涙) 
支柱まで立てて、明らかにいい土に植えてあったのに。
プロなんだから見分けろよマザファッカ!
しばらくショックで立ち直れなかった。

晩ご飯はシューマイ、ミネストローネ、ほうれん草胡麻和え。
あいのり~アメトーク。

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赤ちゃんに会う

2005年11月08日 | 日々のこと





11月6日、日曜、曇りときどき雨。

早めに起きて、掃除。
われ鐘ピークで曇天なので、お腹とこめかみがガラーンゴローン、
朝からイライラ。ダーがゲームで徹夜したっぽいのでキレてチンピラに。
11時ぴったりにママが来て、紅茶を淹れる。
殿はすぐにママのところに来てべったり。
モンチも殿の後について出てきてうろうろ。
来客に用のないビーは、寝室に引きこもる。
いつもみたいに無防備にグースカ寝られず、目をパッチリ開けている。
来客中は私に側にいて欲しいみたいで、寝室でビーチームを作ろうとする。

ダーとママと3人で駅へ行き、駅前でエス子さんに会う。
ソニプラ、本屋に寄り、お蕎麦。
この後で弟の家に行く予定で、ママが「時間がない」というのでイライラ。
急かされると嫌になり、「私行くのやめる」
ダーも「風邪で熱っぽいから今日は行くのやめとく」
ゲームしすぎだ、と思ってイライラ。

エス子さん「Nちゃんこれから子供産む人が煙草は…」
「別に自分の子供欲しいって思わないし」
「でも子供はかわいいよ」
「かわいさでいえば猫の方がよっぽど」 何か文句あるか? 
という顔でいたら誰も文句をいわずに黙った。
そんな話をした後で、
(いやいや、最近子供に会ってないからな…、ちょっと会っておくか…)
と結局弟の家について行く。
電車の中で、エス子さんに予防医学の民間療法の話を聞く。

河原で一服してから弟の家へ。もうすぐ引越しなのでこの家に来るのも最後。
オイッコは饅頭みたいな顔をして、激しく泣いたりニッと笑ったりしていた。
だっこすると随分重くなっててもう7㌔、3ヶ月でビーを追い越した。
赤ちゃんを見てる間は、イライラすることはない。
私は歯固めのミツバチ人形、ママは小さいガラガラ、
エス子さんは音の出る絵本をプレゼント。弟に「後はよろしく」と話す。
ママは私がオイッコをだっこすると、長々と携帯で動画を撮っていた。
駅でママとエス子さんと別れ、カルディのセールに寄って帰る。

ダーが寝込んでしまったので、夜は引きこもりモード。
ネットでバラの植付グッズ(培養土、肥料、植木鉢×2そのほかいろいろ、7000円)、
アマゾンで深沢七郎の新刊。
晩ご飯はママの手土産の肉まん。余り野菜で青菜炒め、えのきバター。
夜もガラーンゴローンが続き、すぐにキレそうになるので、なるべく一人でいる。

座頭市。
今回は特に音がいいなと思った。
農耕する人たちのタップのシーンとか、
火事~三味線~武登場までのあの暗~い音楽。
三味線とかぶってさらに暗い。
火事のシーンも相当暗い中、鷹の変なメイクがいい。

ガキ使、釣り大会。これ見ると、もう1年かぁ~と思う。
浅野さんに続いて翔さんまで出てきて、週イチでやって欲しいくらい。
地球号、鳥インフルエンザの話。

CSでチェコアニメ、ミレルの世界。
超かわいい!! ワンコのお皿のお水がなくなって(蒸発して)、
お日様に返してもらう話、ダンスを踊る毛虫の話、猫たちの話が特にかわいかった。
子犬や猫の動きがいちいち可愛いし、
毛虫のダンスも、今までに見たあらゆるダンスのなかで、
こんなに可愛いダンスは初めてだ、としかいいようがない。
毛虫なのに!!
ダンスの音楽もいい。背景のバラの木、太陽も超可愛い。
猫の話は、青い毛を気に病む猫を、
友達の猫3匹がなめてあげるとこ、可愛い。
青い毛の猫はドラえもんに少し似ていた。かわいい。
ミレル最高。こんなん大好き。

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金星、三日月、小舟

2005年11月08日 | 日々のこと





11月5日、土曜、快晴の小春日和。

一昨日からダウンを着てる人を何人か見たけど、また暖かくなった。
ぶどう畑の葉がだいぶ落ちた。
葉っぱが大きいので、落ちるときに、ばさっと音がする。
バラにはさっそく蜂が寄ってくる。

日向でビーが寝ていたので、
ビーの額に自分の額をつけたらビーが気持ちよさそうに
「ふがっ」といいながら寝返りをうって、
ビーの気持ちよさがそのまま伝わってきた。

お昼ごろ何日か前に作ったタイカレーを食べていたら、
Cがお迎えに来た。
徹夜明けのダーは午前中爆睡、起き抜けの激辛カレーを
「カッラー! ウッマー!」と食べていた。

Cは昨晩「プレーリードッグと飲んで二日酔い」というのでトマトジュース、
薄いコーヒーで一服。
殿はCの膝に乗り「苦しゅうない」と誉れ高い顔に。
モンチが出てくるとC「ポコピン!」 
モンチのニックネームはポコペンからポコピンになって意味不明。
C「最近、人を殺してそれを隠しとおす夢をよく見る」。

鎌倉へ。行きのBGMはクラシック。
秋が深まり、澄んだ空を背景にした山は、
紅葉していく木々、鈴なりの柿、赤や黒の木の実、
アワダチソウや菊など色の濃い花、風になびくススキなどに、
賑やかに彩られている。
二人してホルモンどん底なのに
「ウフフ」「アハハ」とご機嫌なのは、
ほんのり暖かい小春日和のおかげ。

鎌倉につくと、ボブの〝rastaman viberation〟。
日が暮れるのが早くて、海沿いの道で渋滞中、
4時半に山の向こうに日が落ちた。早! 
夕暮れ時、凪いで白っぽく光る海と、
橙~青のグラデーションの空には霧がかかり、
江ノ島の向こうの山は見えなかった=写真。

江ノ島へ。坂を登り始める頃には日が落ちて暗くなり、木の色が見えない。
猫募金1000円。少し寒くなったので、猫たちは置物ポーズでじっとしていた。
駐車場で、数匹がご飯タイム。
神社の右手の坂道を登りながら、
腕を伸ばしてストレッチして、ヨガで覚えた深い呼吸で身体を伸ばす。

食堂で、海を望むカウンターの席につく。
目の前の海の上に、三日月、金星、金色に光る小舟が、斜めに並んで浮かんでいた。
三日月はもう沈みかけで大きく、赤っぽく光っていた。チェコアニメみたいに、可愛くて幻想的。
私はシラス丼、Cは定食を黙々と食べていると、隣のギャルオ&ギャルカップルの会話が丸ぎこえ。
初めて一夜をともにした後らしくて、彼は懸命に「オレってこんな奴」とアピール。
お茶のんで、缶詰風味のおしるこ食べて、月を眺めて、気が付くと他のお客さんはいなくなっていた。

帰りは卓球のtitle♯2。イイ!
タマタカに寄り、ちびたい焼きとシュウマイ、
ソニプラでお菓子買って、スタバでトールラテ飲んで、ATM探してから帰る。

家に帰ってちびたい焼きとシュウマイを食べてから、
明日に備えてダーと大掃除。
ソニプラのドライマンゴーは今ひとつ。カルディのドライマンゴーは特別に美味しい。

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ひさびさ仕事デー

2005年11月06日 | 日々のこと



11月4日、金曜、晴れ。

窓の前に立つと、モンチがいつもタタタと寄って来て、
窓枠にとび乗って網戸に爪をかけ、
二本足で立って身体をびよーん伸ばすので、
だっこして外を見せる。
モンチは軽くて、いつまでもだっこしてられる。
モンチをだっこして、ビーが少しでも気に食わない顔をすると、
モンチを下ろしてビーをだっこするけど、ビーは重くてすぐに限界。
台所に立ってもモンチはタタタと寄って来て、
二本足で立って流しに身体を伸ばす。朝ご飯はベーコンエッグ。
バラの蕾がどんどん開く。何度も匂いをかぐ。

アマゾンからバラ作りの本が届いたので、じっくり読みながら現場へ。
若い女の子が多くて、皆明るくていい子で、
場の中心の甘木さんのテンションも高くて、
私はパンダさんに張り付かれたり、
おしゃべりで人のいいメーカーの甘木女史とおしゃべりしたり。

その後会社に戻って、隣席の甘木2さんと仕事。
甘木2さんが異動してくる前、
某女史に彼のワルグチを吹き込まれて不安だったけど、
実際は面白いしいい人だし、
魔王の相手を一手に引き受けてくれるのですごくラクになった。
今日はわれ鐘寸前なのに久々のマジ仕事デーで、
かなーり疲れたけど、楽しかった。

帰り三茶に寄ってさらに疲れる。
ツタヤでネウロ3巻買って読みながら帰り、
家に帰ってお風呂にゆっくりつかりながら続きを読み、
ビーと早めに就寝。ダー帰らず。

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乾杯!

2005年11月06日 | 日々のこと





11月3日、木曜、晴れ。

文化の日で祭日だけど普通に仕事。仕事の日はよく晴れる。
朝、日の光のもとで見ると、やっぱりバラは綺麗。
花が少なくなった秋の庭を、一鉢でゴージャスにしてくれた。
花は太陽の光にあわせて開いたり、少し閉じたり、
見るたびに表情を変える。
洗濯、猫トイレ掃除がますます楽しくなった。

初代に報告。初代は定年後、田舎で農業をやることを考えていて、
その土地が私の新しい田舎の近くなので、いずれ遊びに行きますね、
というと「その頃には別れてたりしてな~!」 
初代は偶然ドンちゃんの結婚式の夢を見て、
花嫁が途中で私にすり変わっていて、スピーチで私を罵倒したそう。
話した人は、皆あたたかい感じでお祝いのことばをくれた。魔王ですら。

ダーが仕事休みだったので、駅で待ち合わせて、中華料理の文琳へ。
今日は光る素材のブルーグレーのスカートに9センチブーツ、
明るいベージュのストール。
10階のお店なので夜景が綺麗。
ビルはあまりなくて、川にかかる橋の灯りと、
時間的に家に帰る車のテールランプの灯りの、ほどよい夜景がいい。
お店も綺麗で、お料理も美味しかった。
ビールを1本飲んでから、紹興酒で乾杯。
ちょい不良オヤジはどうか?とか、出版界の話とか、
老後の田舎暮らしはどうか?とか。
少しだけオフィシャルにお金の管理について、とか。
その点はこれまで通り完全にお任せ。

前菜は生春巻き、カモ、手羽先、中華豆腐でさっぱり。
きのこのスープ、筍とひき肉のレタス包み、豚肉のXO醤煮込み、
海老チリ、蟹のあんかけチャーハン、デザートまで、
初めてのお店で未知の味で、どれも美味しかった。
ただ禁煙なので、チャーハンの前に一度二人で喫煙所に行った。
ダーは仕事の接待でお高いお店にはよく行ってるけど、
このお店はマジで「美味い!」と何度もいうので
「一緒に食べる相手がいいんじゃないの?」「そんなの当たり前じゃん!」 

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Changes

2005年11月04日 | 日々のこと





11月2日、水曜、晴れ。

今日も天気がいいので洗濯、外で猫トイレ掃除。
淡いピンクのサルビア、赤いゼラニウム、
明るい緑が織り成す眺めはモネの絵みたいで、
ソファに座ってお茶を飲みながらボーッと庭を眺めていると、
猫たちが駆け回って部屋を横切る。

朝っぱらからビーとモンチが鬼ごっこ。
ビーがモンチを追いかけて部屋を横切ったかと思うと、
今度はモンチがビーを追いかけて部屋を横切る。
トムとジェリーというか、アラレちゃんとガッちゃんというか…で、楽しそう。
殿は仲間に入れず、タワーの柱で爪をといでいる。
2匹がドドドドドと倉庫部屋に入っていったのでそっと覗くと、
ビーは私を見てモンチの相手をやめてしまう。

ミニバラを買ってから、ミニバラの世話をしたり、
バラについて調べたりするうちに、すっかりバラの虜になった。
何でもあるがまま、自然のままが一番好きで、
花は野の花が一番かわいいと思っていたので、
人の手で交配を繰り返されて作られたバラにはずっと興味もなかったのに。
調べていくうちに、アリやな…と思い始めた。
美しいものに魅了されることに、理由も理屈もない。

秋の花といえば菊だけど、どうも菊とは相性が悪くて、
ふつうに世話をしていても、
どうしても大好きな夏の花たちほど好きになれなくて、
菊の方でも今一つ咲いてくれない(菊といってもコスモス系やアスター系)。
しっとり落ち着いた花色が、まだ私には早いのか。

そこでミニバラと出会い、バラについて調べるうちに、
夏の花が終わりかけて寂しかった気分が、
まさにバラ色なって心奪われた。
最初はモダンで洗練された高芯剣弁咲きのハイブリットローズが好み、
と思ってたけど、いろいろ知るうちに、
丸っこいカップ咲きのポリアンサローズもかわいいし、
一重の平咲きのバラもかわいいな…、
ととめどなくバラが欲しくなってしまった。

大苗を二つ買ったけど、大苗は花も葉もない30センチ弱の幹だけで、
来年の春まで花が見られない。
気が遠くなる話で、バラへの想いはつのるばかり。
ここはひとつ、開花苗を買って、
バラの花のある生活をスタートさせないと、バラへの撞着は収まらない。

で仕事帰りに植木屋へ。
いろいろ見て、落ち着きと華やかさを併せ持つ濃いピンク色、
カップから平咲きへと移り咲く花形、甘い香り、
どれをとっても1苗で私を満足させてくれそうなバラ、エスカペードを見つけた。
通りかかった店員に「このバラは初心者でも大丈夫ですか?」ときくと
「バラはよく初心者とか経験者みたいないいかたしますけど、
どんなバラでも虫はつきますし、病気にもなりますし…」。
そりゃそうだけど、葉に耐病性があるとか、暑さに強いとか、
花持ちがいいとか、枝がよく伸びるとか、
バラにも個性があることを勉強してきたのに…。
まぁ、いいけど。背中を押して欲しかっただけだから。
で、その苗を購入(3700円)。
樹高70センチくらいで蕾もいっぱいついている。

紙で包んだ苗を抱えて駐輪場まで歩いていたら、
若い女性に声をかけられた。「あの、」「はい?」 
色白の、晴れやかな顔をした女の子。
「失礼かと思いますが、虹色のすごくきれいなオーラが出てるので…」。
オーラ? 不意に目に見えないものの話をされて
「怖」と思って「あ、ありがとうございます」とだけいって立ち去ったけれど、
虹色のオーラはバラから出てるのかもしれない、と思った。

でも、この前の土曜から、なんとなくだけど、
それまでなかった幸せな気分が、心と身体に湧いてる感じがする。
穴だらけだった心の穴が埋まって、そこから温かみが沸いてきてる感じ。
土曜日は部屋を片付けるような気持ちだったけど、
その後では、片付いた部屋の暖炉に火がついた感じ。

そんな中、お気に入りのバラと出会って持ち歩いてるんだから、
虹色のオーラが出てても不思議じゃないと思って、
その女の子ともっと話してみればよかった、と思った。
私も、オーラの色まではわからないけど、
人のオーラを感じることはよくあるから、
オーラについて聞いてみたかった。

自転車のカゴにバラを乗せて、上の方の包装は外して、
花を風に揺らしながら帰宅。
この移動中にバラの棘で手の甲をひっかいて、
猫にじゃれられたときと同じに、ちょっと痛くて、細い傷跡になった。

家に帰るとゴミ箱が倒されて荒され、
さらにカリカリの袋が破かれ、
ビーコが寝室から出てこないので、ビーと殿を怒鳴りつけた。
バラと猫、この世の美しさの極みの競演を楽しみにしてたのに、
ビーと殿は部屋に引きこもってしまった。
モンチはビーと殿と一緒にちょっと逃げたけど、
すぐにきびすを返して私のところに来て、
バラの鉢をクンクンして、葉っぱをペッと噛み千切った。
バラには農薬がついてそうなので、すぐにバラは外に出した。

ビーと殿と目を合わさずに怒ったフリを続ける。
ゴミ箱をひっくり返すのはやめて欲しいから。
晩ご飯に、無印のレッドカレーの素を使ってチキンのタイカレーを作り、
デス妻見ながら食べる。
食べてる途中で殿が膝に上がり、
怒っていたことを忘れて膝に乗せたままにしていたら、
ビーも来て膝の周りをうろうろした。
私が「怒って無視」をすると、
いつもビーはすぐ後で、謝ってるみたいに控えめに甘えに来る。

殿を膝に乗せてカレーを食べていたら、
テーブルからリモコンか何かが落ちて殿はビックリし、
飛び上がってテーブルに乗ってカレーの皿をひっくり返した。
あーあ、やっちゃった。カレーをこぼしてさらにビックリした殿は、顔を洗い始めた。
激辛カレーなので、殿の足につかなくてよかった。

日付が変わる頃、Cが深夜のお茶会に誘いに来た。用賀のカフェへ。
Cは「オヤジ星に3日間行ってた」といってお疲れ気味。
「欲しがりません、勝つまでは」の世代の人と、わかりあえるわけがない。
欲しがっちゃいけない理由もないし、それ以前に勝つ負けるの概念がないし。
オヤジ星で腐ったオヤジを見て、
同僚に「それが世の中だよ」といわれてショックだったらしい。
ずっと社会に出てればよくあることで、
私なんかはもう慣れちゃってるようなこと。
「いろいろ考えてたことを相談しようと思ってたけど、
アンタの顔みたら聞くまでもないって思った、なんかもうわかった」
「え? なんでもいいなよ、真面目に考えるよ」「ううん、もう平気」
寒いのをガマンしてテラスでお茶を1杯飲んでから店内に移動し、
お茶をもう一杯。お疲れ気味とはいえ、トークが弾んでめっちゃ笑う。
何しゃべったか覚えてないけど。
バナナのケーキが硬くて微妙で、それだけでもめっちゃ笑った。

うちに戻って一服。
ビーコたんがいい感じでテーブルの上に巨体を横たえてごろごろしていた。
ビデオでオーラの泉。美輪さんの一言、
「仕事も結婚も、すべてうまくいくってことはないのよ。
すべてがうまくいったら、命を落とすの」。
虹色のオーラなんか出してたら命を落とすんじゃないかと、
これまで刹那的な幸せしか知らなかった私はひやひやした。

タイカレーは大層美味しくできたのに、ダー帰らず。
すべてうまくいってるわけじゃない。
ダーは忙しすぎるし、私はなぜかいつもお金ないし。

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やっと、お天気

2005年11月02日 | 日々のこと



なんにゃこれ!



11月1日、火曜、晴天なり。

朝、ビーさんが首元で身体をくっつけて寝ているのが嬉しい。
モンチは足元の掛け布団の上で波にたゆたうように寝ている。
殿は発泡スチロールの箱がお気に入りで、だいたいその中で寝ている。

いい天気。たまった洗濯をして、猫トイレの掃除。
ゼラニウム、サルビアの緑がきらきらするのがきれいで、
家の中からボーッと見とれる。
サルビアのピンクが濃くなって、キャンディみたいなかわいいピンク色。
大きくなったエリゲロンも、花は終わったけど緑が元気でいい感じ。
そこに、濃いピンクのバラがあったら…とか次々構想が…。

モンチ、ネズミをくわえて私の傍らに落とすので、放って遊ぶ。
右腕が痛くなるくらいまでしつこく遊ぶ。
最初は麻のネズミ人形。
ソファの上に投げると、ぴょんとソファに飛び上がる後姿がウサギみたい。
勢い余って壁に激突することもしばしば。
麻ネズミを失くすと、どこからかネズミ人形の皮を持ってきた。
中のプラスチック部分がなくなって皮だけになったもので、
なぜかモンチのお気に入り。
重みがないので、投げてもあまり遠くまで飛ばない。
遠くまで飛ばないと、モンチは振り返ってチラッと私を見てから、
あまり気乗りしない顔で取りに行く。

晩ご飯は秋刀魚、肉団子と春雨のスープ、納豆、ご飯。

殿はお風呂の蓋の上、ビーは洗濯物かごの中でよく寝ていた。
ビーが最近ますますデカくなったような気がしたので
体重を計ると5.6キロ。
今日からダイエット計画発動。私もつきあって、間食をなくそう。

1時過ぎにダーが帰り、ツインピークス。カイル・マクラクランが笑える。
われ鐘前なわりに、イライラしない。

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そして月曜日

2005年11月02日 | 日々のこと







10月31日、月曜、晴れのち曇り。

10月も終わり。庭の花がほとんど終わったけれど、
夏の間に大きくなった株は、緑がワイルドに茂っていい感じ。
エリゲロン、ウツギ、夾竹桃、サルビアはとくにいい感じ。
花はサルビアの白とピンクがかわいくて見飽きない。
5月からいろいろ植えてみて、
自分と相性のいい花がなんとなく分かってきた。

隣の席の甘木さんが帰っていいよというので早めに帰る。
晩ご飯に、筍ご飯と小松菜と厚揚げの煮物を作る。
バラのHP見たり、あいのり見たり、猫とうろうろしたりして過ごす。
一人でいても、なんとなく満ち足りた気分。

モンチとネズミを投げる遊び。
日によって、ネズミを持って帰ってくる場所が違う。
今日は手を出すと、私の手の上にぽとりとネズミを落とした。
何度も何度も繰り返す。
そのうち冷蔵庫の下に自分で入れて取れなくなった。
冷蔵庫の脇に置いてあった空き瓶を次々倒してすごい音がした。

寝る前、魁クロマティ高校、ジャガーさん⑧。
読書が進まず、漫画ばかり読んでる今日この頃。
眠りにつく頃にダーも帰り、起きてツインピークス。
登場人物が多すぎてますますわけわからない。
でも見てるとボーッとしてくるので、寝る前に見るのはちょうどいい。

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金星接近中

2005年11月02日 | 日々のこと



10月30日、日曜、曇り。

ヒューゲラの苗を木陰に植え替えてるとき、恐ろしい虫を見た。
黒くてぬらぬらしてミミズのように長い胴の前半は太くてつぶれた形、
後半は細くてどこまでも長い。あまりにも恐ろしいのですぐに目をそらす。
あとでダーに聞くと、「ヒルかな?」といってたけど、
今まで見た生物の中でも一番といっていいほど恐ろしいルックスだった。

CSでウォレスとグルミット特集、3本立てを立て続けに見る。
ウォレスがアホすぎて時々グルミットが可哀相になるけど、
犬より飼い主の方がアホっていうのは
ペット大国イギリスでもよくあることなんだろうナ。
羊の子がプルプル震えるのが、
ダーに怒られてるときのモンチに似てる。

ママにメール。「永かった…」とレス。
ダーは仕事へ。
Cが来たので、昨日のことを話す。今年初、暖房をつける。
Cが本棚を見たがってたので、目黒通りのリーズナブルな家具屋、
ノーチェとモダンカーサにつきあう。
タマタカに戻って軽くアニエス、ビームスなど軽くチェック。
Cは仕事を始めてから、ばかばか服を買ってる。
前から一度行ってみたかったカフェ・ド・プロヴァンスに行く。
今日は金星大接近の日だけど、残念ながら曇り空。
テラスは眺めが最高で気持ちよかったけど、
少し寒くてCはブランケットを2枚借りていた。
ロイヤルミルクティーとナッツ&レモンペーストのケーキ、美味しかった。

うちに戻って一服。
C「この前見たダリアの花が、豊満でビーのようだった」
ビーは秋になって食欲も増し、また一回りデカくなった気がする。

ダーが「今日はそんなに遅くならないから、外でご飯食べようか~」、
といったので、「家具屋の上にしゃぶしゃぶ屋が…」というCの誘いを振り切って、
ご飯を食べずに待っていたのに、帰ってきたのは11時。
出前も終わってるので、なけなしの材料をかき集めてベーコンのペペロンチーノ。

CSでツイン・ピークス。女の子がみんな可愛い。
序盤で、話はわけわからない。

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さりげなく

2005年11月02日 | 日々のこと



おれの間でご飯を食べる殿





携帯で撮ったモンチ

10月29日、土曜、曇りときどき雨。

最近は土曜日に雨が降る。
午前中で家事をすべて終えて、
天気が悪くてどこかへ出かける気にもならず、
お茶を飲んで一服。
雨が止んだので家を出る。

寸前で喧嘩になりそうだったけれど、
宿直の職員が感じのいい人で、
淡淡と話を進めてくれて助けられた。
いろいろ忘れ物もあったけど、
ここでまた延ばすと、さらに何年後になるかわからないので強行突破。
帰り道、ダ「よろしくな」
ぽつぽつと小雨が降る。
私的には今までも普通に幸せだったので、
何も変わらなくていいから、部屋を片付けるような気持ち。
環境が変わることに恐れを抱くのは、
猫たちが乗りうつってるからだと思う。
そのくせ「記念樹を買おう」と、
ガーデンアイランドに行って白系のバラ、
フレンチレースの大苗を買ってもらう。
少しずつ、自然な流れのようなものに乗れて、良かった。
今までと何も変わらない夜を過ごしたかったので、
あえて誰にも連絡しなかった。
晩ご飯は秋刀魚、えのきバター、葱チャーシュー、きんぴらごぼう、
豚汁、ご飯。秋刀魚はビーと殿もよく食べた。
あとで知ったけど、この日は大安だった。

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