なぎのあとさき

日記です。

アニバーサリー

2019年07月02日 | お散歩


7月入っても紫陽花が見ごろ

週末は弱ったり楽しかったり、忙しかった。
月曜は記念日ランチで、鎌倉のお店へ。

殿は食べないけど朝起きて食べる意志を見せ、給餌も受け付けたので安心して、今日は楽しもう!と二人で出かけた。天気は小雨が降ったり止んだり。
海には入れそうもないので、よそ行きのオフホワイト地に黒の模様ワンピ。

小町通りの脇道入ってすぐのお店。
窓の外は路地の生垣の緑が雨に濡れ、空は明るかった。

スパークリングで乾杯。
変人の私をたしなめることなく、あるがままにさせてくれて、どこでもついてきてくれることに、今年はひときわ感謝。

食欲なかったのがうそのように、お料理ぜんぶ美味しくて、次々たいらげた。


前菜2皿目、信州のサーモン、パプリカマリネ


バイ貝と枝豆のパスタ


メインはお魚(スズキ)とお肉(いも豚)


メロンスープにココナッツジェラード

おいしー!おいしー!というたびに店主がガッツポーズ。大満足のお店だったので、リピートしたい。

七夕飾りの八幡さまでお参りして、源氏山のほうへ。
こぬか雨が降ったり止んだり。
ほぼ傘なしで歩けるくらいの雨。


退色しかけの紫陽花は、色の出方が面白い


ただでさえ滑るけわい坂の、雨上がりの険しい道を、傘を杖にして登り(よそ行きワンピで)、頼朝像にもお祈り。殿はどこかで鎌倉幕府と通じてそうだし。

源氏山公園は、霧がシューシュー出ていて、寒くはなく、人がほとんどいなくてとても良かった。


奥の神社には菖蒲が咲いてた


写真じゃわかりづらいけど、奥の木の大きさ!

山道を歩いて北鎌倉の方へ。
晴れてたら海に行ってたけど、雨だったのでふだん行かないところ、もう何年ぶりだろう、という道を歩いて楽しかった。
どこを歩いても、子どもの頃に見た景色の記憶があるのか、懐かしい。

山の濃い気をバフバフ浴びてすっかり元気に。

明月院は閉門していて外から見た。



5時にカラスの子の放送があり、私たちも帰った。いい一日。二人して足に乳酸たまるほど歩いた。

電車ではゲルマントの方へ1を読了。
神経系の権威らしい医者が祖母を往診して話をして、語り手が祖母をシャンゼリゼに連れ出すところ。介護中の身にひびくシーン。

帰って、山にもらった気を殿に注入。
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ちゃんと思い出して

2019年07月02日 | 日々のこと


カフェでひいた占いカルタは、一枚目「ちゃんと思い出して」二枚目「変人なとこあるよ」だった。

庭の工事問題で気が重いのと、殿が食べないことの心配で、よく眠れない。
カフェの夜は楽しくてよく食べたけど、その前後は食欲も出なかった。
ダーは毎晩遅いから、一人だとご飯少なめ納豆とキムチだけ、とか。

という中、ある人(Sさん)のツイートを何度か見ていた。

○意識なんてエピソード記憶生産装置
そんなもの解除して、無意識、内臓、体壁、直感を鍛えるべき

○やるべきことは日々を楽しく生きることだけ。この一点において深い思索と探求と修行がある

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日曜はマンションの臨時総会に出て、工事決定から工事までの日にちが短すぎるほか、管理会社への不満をぶちまけたけど、私以外の人、数人だったけど、みな大人の礼節を守り、大人だった。なだめられた。

工事のために、自分で勝手に植えた木を自分で切るのはしかたないわ、と皆さん。
そのとおりなんだけどさ。

私って変人?
ダ「え、今?」

子供のいるママは近所でアホな姿は絶対さらさないだろう。ママ友会で大人の礼節も磨かれている。
私は周りの目など一切お構い無し。
多摩川にゴムボート浮かべて水着で読書しかねない。
「お早よう」で子供たちを集めてカラーテレビ見せてた夫婦のあの感じ。

帰って、殿のホエキをして、午後は海へ。

葉山は雨。
荒れて濁ってたので浜に出なかった。
由比ヶ浜に移動。

由比ヶ浜では、下だけラッシュガードはいて上はTシャツ、肩にタオルかけて海へ。
こんなかっこで雨の海に向かうのは、やっぱり変人なのだろう。

そんな私から見て、Cは私より変人だ。

台風の影響か、風波と低いウネリも入って波ぐちゃぐちゃで引きも強かった。
すねくらいまで入ってると、すぐ腰までの波が来る。
風も強くて潮が濃くて泳がなくても全身海を浴びて、たまってたポイズンは抜けた。

私はこれからもこんな感じで行けばいい。
やるべきことは日々を楽しく生きることだけ。
多摩川に潜ることもあるだろう。

○楽しむのは楽しませることで、美味しいのは美味しいと感じさせることで、笑顔は笑顔をうむ、別に他人のことなど考えなくていい

お寺も雨降ってたのでタオル一枚肩にかけて行き、終わりかけの紫陽花や蓮の花を見て、黄色いユリの甘い匂いをかぎ、梔子もかぎ。
紫陽花には冷たいCは、私が紫陽花を見てると頭にタオルをかけてすっぽぬけた顔で待っていて、私「退色しかけの色ってきれいだなと思って」C「わからんでもない」(興味なさそうに)

ベンチでストレッチ。

鳩サブレーの期間限定のマグネット付きの缶がかわいかった。
C「かわいい?これが?わからん」
鎌倉ミニスに寄ってパインソフト。

帰りの高速で、西の空の雲が割れて強い日差しの太陽が出て、東の空に大きな虹が出た。
6時45分頃、夕方の虹。
「ヒューッ!」と二人して歓声を上げた。

帰ったらダーは寝ていて、殿が起きてきた。
殿に抱きついて、顔を殿の体に当てた。
痩せて骨と皮だけみたいな体で、殿は私を暖かく包み込んでくれた。
いつもそうだった、何かで弱ってるとき、殿の体に抱きついてるうちに、いつも気持ちが落ち着いた。殿の背中で泣いたこともある。

今の殿も、同じようにしてくれた。

ちゃんと思い出して、これが殿だ。
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