なぎのあとさき

日記です。

殿のにゃんぱく宣言

2019年07月07日 | 猫トーク

おれさまをにゃんだとこころえる!

木金と、心なしか調子が良さそうだった殿は、そのままいい感じのご様子。

お皿を物色したりキッチンをのぞきに来る回数が増えた。
顔つきも戻り、毛のフサフサも戻った。
そう、毛のフサフサが全然ちがう。

ふやカリもまた食べるようになり、ゼッピンのカリカリも少し食べる。
指ご飯シリンジご飯の飲み込みも良くなった。

10割の強制給餌が、9割になって、この1割でだいぶちがうのだ。

何がきっかけなのかはわからないけど、先週といえば令和初の台風、大型の低気圧が関係していそう。

これで上向いたとは思えないけど、一週間前の6月下旬は毛はボサボサ、目も開けきらない、目やに鼻汁垂れ流し、ご飯食べない、寝床から出ないときて、「あちら」の気配を発してたのが、今はない。撫でるとぶるぶるいう。
何度でも、突如生きる歓びを取り戻す。
殿ってそういう生き物だ。
猫ってそういう生き物だ。

先週私が弱ってたのも、今思えば殿の不調に対応しきれず、情緒不安定になってただけだった。
もう19歳、十分頑張ってくれてるし、思う様お世話させてくれてる、何があろうと受け止める、と思っていても、無意識のレベルでズタズタになってた。だめやね。

プレッシャーを与えたくないし、むりはさせたくないからと、20歳めざそうね、というのは控えてたけど、無意識のレベルでは20歳21歳を迎えたい。

Sさんのいってた無意識を鍛えるってどういうことだろう、と考えてよくわからなかったけど、意識的には〈プレッシャーを与えたくない〉、無意識では〈20歳をこえてほしい!〉
意識を解除して、無意識に従ってみる。

隠さず素直に言ってみた。殿の顔を両手でおさえて、
「ほんとはね、20歳の誕生日を迎えたいと思ってるの、だから一緒に頑張ろう、殿」
少し気がらくになり、私の気がらくでいるほうが、殿も調子が上がる気がする。

にゃんぱく宣言上等。

♪めしはくちにいれろ
トイレではしりをおせ
できるはんいを こえてゆくのだ

わすれてくれるな
おれのしもべはしょうがいおまえたちふたり
ラララ~

ちっこはトイレの外にはみ出しがちなので、トイレの入口の下も掃除しなければならない。
夜中、ダーは片手でトイレの入り口側を持ち上げておき、もう一方の手でトイレの底裏を除菌シートで拭く、下に敷いてあるペットシーツを替える、という上級者向け作業中に、殿がやって来て、持ち上げた状態のトイレに入っていき、作業途中のダーはトイレを下ろすわけにいかず、ちょっと持ち上げたまま、殿が用を足すのを待ってたという。ウケた。

ダーは自らすすんで自分が下僕であるとは言わないが、やってることは立派な下僕なのである。しかも上級者。

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土曜は雨の中、海へ。
このところ週末はいつも雨。
でも7月だ、荒れてさえいなければ入れる。

海びらきしてライフガード登場。
人はほとんどいない。

寒いのでフル装備。
やや濁り、岩まわりところどころ澄み。

大きいボラ、とどのつまりトドの群が現れた。水面と底の中間くらいの低いところを泳いでいた。
ボラは群に混ざっても気にしないので、一緒に泳いでると、私の下から次々ボラが現れる。
泳ぐスピードもほぼ同じ。

兄さんも、岩の左と右の奥で会った。

ボラも兄さんも追いかけてると、けっこうな距離になる。
くるっと急に向きを変えるので、こっちの泳ぎかたもクロールとか平とか一言で言えない泳ぎ方。
手足の先から体幹、全部使って魚に合わせる。

ベラも群でいた。タカノハもいっぱいいた。小さいフグも数匹。

ボラ愛好家のCもかなり粘ってたけど、寒くなって浅瀬に戻った。途中でイワシのキラキラ群がいて、濁りの中へ消えた。

浅瀬で泳いでた女性が、次の日の遠泳大会が、潮温が低くて中止になった、という話。

上がると、休みのはずの親方が来て、海話。
釣りのおっちゃんもちょうど上がってきて、魚話。



お寺へ。ニーニーゼミの声。
コオロギのような声も聞こえた。
寒いと思って長袖を借りたけど、上まで行く途中でいらなくなった。緑、土、オニユリの香り、水の中にいるような湿度でフワフワに。
蓮もとってもかわいい一輪があった。
小さくて薄いピンクの。モンチ蓮。
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