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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

北澤防衛大臣 次期戦闘機F-35内定報道を記者会見で正式否定

2009-11-24 23:28:22 | 防衛・安全保障

◆大臣:あの報道は全く根拠がありません

 第二北大路機関広報にも掲載しましたが、本日は、OCNWeblogメンテナンスが実施されました。期間は1700時まで延長されまして、その間、コメントができないなどお手数おかけしました。

Img_9036  さて、昨日、朝刊に掲載された次期戦闘機F-35内定、という話は、今朝の防衛大臣記者会見にて正式に否定されました。やはりF-22に未練があるということなのか、単なるアドバルーンとして出されたのか、情報の錯誤なのか、以下に大臣会見概要 :平成21年11月24日(08時47分~08時50分)から抜粋して掲載します。

Img_6654   Q:F-Xの話なのですけれども、一部報道でF-35の方向だということなのですけれども、現在の検討状況というのはどうなのでしょうか。

A:あの報道は全く根拠がありません。従来、我々が内閣を引き受ける前に、色々と省内で検討したりしたことがあったことのパッチワークのような話が出ただけで、あれについてコメントする気もありませんし、防衛省の方針があそこに表れているということは全くありません。

Img_6593  F-35はF-4後継機として見た場合、日本の防衛には、戦闘機運用基盤や調達時期を踏まえれば何ら利点は無く、慎重にあるべき、と思うのですが、一方で、F-22の導入は非現実的であり、F-4後継機の必要性は切実な状況。F-22を40機という無謀な要望はかなぐり捨てて、いっそF-2を二倍の80機調達した方が、調達費用、運用経費ともに安価ですみ、しかも苦境の国内製造業にカンフル剤、となるようにも思う次第。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文および写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (6)
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