◆護衛艦はまぎり派遣へ
防衛省によれば海上自衛隊は明日26日と28日に日露捜索救難共同訓練を実施するとのこと。
訓練はウラジオストク港内及び ウラジオストク沖において実施され、海上自衛隊は第15護衛隊司令吉川 尚徳1等海佐を指揮官とし護衛艦「はまぎり、を派遣します。捜索救難訓練及び海賊対処等の実施が予定されており、ロシア連邦海軍との共同訓練は1998年の第一回より数えて15回目になります。
ロシアの外交関係はウクライナ騒乱への介入を機に欧米との関係が劇的に悪化し、我が国を含め主要国は対ロ経済制裁を含む措置を採っている現状です。一方で、ロシアを完全な孤立状態と追いやらぬよう、現在は延期されている日ロ首脳会談などの模索などが行われており、緊張緩和の一手段としてこの共同訓練が一助となる期待もあります。
訓練に参加する護衛艦はまぎり、は、23日に母港である大湊基地を出航し、本日25日にウラジオストック基地へ入港、28日にウラジオストック基地を出港し訓練等を展開したのち、30日に大湊基地へ帰港します。なお、今回はロシア海軍艦艇の海上自衛隊基地への親善訪問の予定は現在のところ発表されていません。
北大路機関:はるな
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