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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

陸海空自衛隊関連行事 九月期実施詳報

2006-09-09 12:40:26 | 北大路機関 広報

■自衛隊関連行事

 九月期は航空祭の時期といっても過言ではない。また、気候の関係上駐屯地祭の実施に適さない夏期が過ぎたこともあり、全国の自衛隊関連行事は盛況となる。

Img_1083  一方、北部方面隊は冬期が厳寒であることもあり、駐屯地祭などの催しが終盤に差し掛かる時期でもある。

 航空祭としては、十日の三沢基地航空祭、十七日の小松基地航空祭が注目である。写真は昨年の小松基地航空祭において実施された20㍉高射機関砲VADSの空包発射。今年度は米空軍のF-16戦闘機の飛行展示も予定されており、飛行開発実験団よりVADSの仮設敵として飛来するF-2とのツーショットも期待できる。

Img_2172  陸上自衛隊の駐屯地祭は、全部で12あり(丘珠航空ページェントを含めば13)、注目するものとしては、昨年に派手な訓練展示を行い誌上を飾った第七普通科連隊の駐屯する福知山駐屯地、旅団創設記念行事である帯広駐屯地、そして西部方面普通科連隊が駐屯し、昨年、訓練展示の最中にAH-1Sが墜落した相浦駐屯地であろう。特に、福知山はアサルトベストを着た小隊の行進やホイールローダーを用いた市街戦訓練展示を実施していたが、連隊長交代後の連隊について、興味が尽きない。

Img_7739_1   海上自衛隊関連としては、岩国航空基地祭と徳島航空基地での開隊記念行事が挙げられる。特に、岩国基地では、昨年度末に納入されたばかりのMCH-101掃海輸送ヘリコプターが初めて公式行事に展示されるという。写真は、今年三月、川崎重工において試験飛行中のMCH-101を偶然捕らえたものだが、次期ヘリコプター搭載護衛艦に搭載が見込まれている。機内には人員30名、若しくは6㌧の貨物が搭載可能であり、V-107輸送ヘリよりもスペックが大きくなっている。また、後部カーゴハッチを用いる事で迅速な人員展開、物資搬入が可能である。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

■九月三日:陸上自衛隊函館駐屯地:駐屯地創設56周年記念行事(0138-51-9171)

■九月三日:陸上自衛隊南恵庭駐屯地:第三施設団創設45周年記念行事(0123-32-3101)

■九月九日:海上自衛隊岩国基地:岩国航空基地祭(0827-22-3282)

■九月九日:航空自衛隊高畑山分屯基地:分屯基地開庁記念行事(0987-77-0303)

■九月十日:陸上自衛隊金沢駐屯地:駐屯地創設56周年記念行事(076-241-2171)

■九月十日:陸上自衛隊帯広駐屯地:第五旅団創設記念行事(0155-48-5121)

■九月十日:陸上自衛隊丘珠駐屯地:第24回航空ページェント(011-241-7672)

■九月十日:陸上自衛隊岩見沢駐屯地:第12施設群創設31周年記念行事(0126-22-1001)

■九月十日:陸上自衛隊幌別駐屯地:第13施設群創設31周年記念行事(0143-85-2011)

■九月十日:航空自衛隊三沢基地:航空祭(0176-53-4121)

■九月十七日:陸上自衛隊相浦駐屯地:駐屯地創設51周年記念行事(0956-47-2166)

■九月十七日:航空自衛隊小松基地:航空祭(0761-22-2102)

■九月二十三日:陸上自衛隊松本駐屯地:駐屯地創設56周年記念行事(0263-26-2766)

■九月二十三日:陸上自衛隊鯖江駐屯地:駐屯地創設43周年記念行事(0778-51-4675)

■九月二十三日:航空自衛隊福江島分屯基地:分屯基地開庁記念行事(0959-84-2074)

■九月二十四日:陸上自衛隊福知山駐屯地:駐屯地創設56周年記念行事(0773-33-2392)

■九月二十四日:陸上自衛隊小倉駐屯地:駐屯地創設49周年記念行事(093-962-7681)

■九月二十四日:陸上自衛隊富山駐屯地:駐屯地創設44周年記念行事(0763-33-2392)

■九月三十日:海上自衛隊徳島航空基地:開隊48周年記念行事(088-699-5111)

北大路機関

本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。

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