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【京都幕間旅情】初詣-下鴨神社,謹賀新年と新しい二〇二四年一年の安寧を祈るその前日の能登半島元日地震

2024-01-10 20:00:51 | 写真
■初詣二〇二四
 今年はどんな一年となるのかは一年の計は元旦に在りという故にしょうしょうというよりも大いに不安な幕開け。

 初詣。いろいろあって元日ではなく二日にふつつかものですがと二日酔いとともに参拝に臨んだところなのですが、元日であれば参拝しているいつもの神社にこうべをたれるのですが、まあ、元日にああいうこともありましたので下鴨さんに初詣へ臨みました。

 元日地震。いつもお世話になっている方は、初詣にて元日の早い時間帯に神様へ、今年もよろしく、そしてどうか地震だけは勘弁してやってください、とお祈りしたあとで、ダメーッとばかりに数時間後にズシンと来たのだというから、もうなにもいえません。

 地震はズシンというよりも、ヴィーッヴィーッと緊急地震速報のほうからきまして直後にズシンというかゴゴゴといいますか祇園でなくとも擬音祭という状況ですので、速報が来てもまだ揺れていないというのは、これから確実に来る強い揺れを意味します。

 緊急地震速報、間に合ったのは幸いなのですけれども、震源どこだ、と慌てるのは許してほしい、なにしろこの瞬間はテレビの前の傍観者、最近はモニターの前の傍観者と表現すべきなのか、そういう客観的ではなく、人生の主人公を実感の瞬間なのだから。

 震源北陸、とわかっても、鳴っているということはここまで揺れる可能性があるわけで、記憶するのはあの忘れもしない2011年3月11日1449時です。いや地震発生は1446時よ、と反論される方もいるのでしょうが、3分かけて揺れがこちらまで来たのです。

 マグニチュード9というのは、防災啓発アニメで"東京マグニチュード8.0"というのがありましたし、あの日本沈没でさえ東京地震がマグニチュード8でしたか、9クラスというのは後半の西日本を中心とした中央構造線地震くらいではなかったでしょうか。

 3.11のときは、そのマグニチュード9を体験することになりまして、聞けば北海道でもかなり揺れたといいますので、そして東京が、市原のコンビナート火災なんかは津波本体が来るまで報道はこちらの映像を映していたほど、首都圏でさえかなりゆれ被害が。

 能登半島地震は、実際経験してみますとS波かP波なのかなんて間隔ではわからないので、これから本震がくるのかこれが初期微動ではなく本震なのかわからないわけです。が、本震だった、想定したというよりも頭を掠めた9という数字は杞憂であったわけ。

 大津波警報は、その楽観的な視点を吹き飛ばします、津波警報が大津波警報にきりかわりましたからね。最大5mで石川県、5mというけれども遡上高が5mというのではなく潮位変化5mということならば遡上高はもっとたかくなる。海抜が低いところは要注意だ。

 小松基地なんか海抜6mくらいしかない、調べてみると6.7mという。ただ、幸いなのは、親戚のところに居ましたところ、輪島から電話が。現地は揺れたが大したことはないという。大したこと無いなんてひどいと思われるかもしれないが事情が。

 3.11を茨城空港の隣で経験した子でして、そのとき同じ職場の同期の方がいま輪島にいたという。大したこと無いというのは3.11と比較して、だ。実際友人で3.11を群馬で経験してしまった方、熊本地震を経験しても震度7だけでは驚かない、といわれてしまう。

 正月早々、いきなり3.11と比べるような地震が発生してしまったわけですが、そんなこともありましたから、初詣は、いつもよりも大きな、といいますか人が集まる神社で、お祈りすることとしました。あまり大きく願うまい、今年も楽しい年であるようにと。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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