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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-伊丹,白雪と蕎麦手繰るは中部方面総監部と第3師団司令部の街

2024-10-12 14:44:40 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 伊丹、榛名さんの総監部グルメ日誌というその名の通り今回は間違いない総監部の街のグルメの話題です。阪急伊丹駅は出石蕎麦さんのお店へ。

 白雪、護衛艦しらゆき、駆逐艦白雪、とは多分関係ない、伊丹の銘酒です。伊丹、そう中部方面総監部のある伊丹は、同時に猪名野の地名とともに直ぐとなりに灘がありまして、酒といえば灘か伏見、と長らく言われた灘の隣にあるのだから酒造もさかん。

 伊丹には小西酒造が清酒白雪を造っているのですが、これ、さっぱりしていて何杯でも行けるという美味しいお酒の割には、安価で、しかし安価であることからこのご当地伊丹でもそれほど表に出して提供しているお店だけではないのがちょっと残念だが。

 阪急伊丹駅のお蕎麦屋さんでは白雪を出しているようなので、ちょっとお昼ご飯におそばでも手繰ろう、とおもっていたところを急遽予定変更して昼酒を嗜むことにしました。さて蕎麦屋のあてをどうするか、なのですけれども、肴はいろいろ。

 蕎麦屋の長居は無粋、と関東の文化がありまして、ただここも一杯飲むだけならばというちょいのみセットがありましたので、ここで選べるお酒の中で白雪を選んで、あとは、鴨とか鯛の刺身とか天麩羅とかから一品選ぶという豪勢なものを、考えて。

 天麩羅にしよう、蕎麦屋なんだからさっと揚げてくれる天麩羅を塩か天つゆに潜らせて熱々のまま冷や酒とともに頂くんだ、と。駅の蕎麦屋というよりもここは駅ビルの蕎麦屋なのですが、まわりをみれば昼酒のひともちらほら、が白雪注文は少数派か。

 海老と南瓜と丸十に、いろいろ。白雪の盃を手に、そして箸も手に、やはり海老からかなあ、最後にとっておきたいものはあるのだけれども、それは時間を経て冷めてしまうということとも同義だ、やはり好きなものから頂くこととしましょう。

 伊丹、そろそろ猪名野神社のお祭りだなあとふと思い出し、しかしここの神社は酒造の神様という謂われもあり手水舎は酒樽をもした竜頭から水が清められている、そのお祭りもやはりお酒が目立つ神事で、沿道では凄くいいお酒を結構安く供していただいた。

 蕎麦は、〆にはとかんがえ、冷やしおろしを注文しました。暑い日は終わったが、もともとは冷たい蕎麦がかみ応えを引き締めるのがわたしは大好きなものでして、この日の気温は、30度行っていたのかな、一ヶ月前には考えられないほどの涼しさなのだけれども。

 おろし蕎麦、美味しい、美味しかったのだけれどもお店の中に出石蕎麦、というポスターが目立つのに気づいていた、いやこれ日本海側の名産だろう、浅見光彦シリーズで読んだから間違いない、と普通のおそばを注文して、そう、気づいたのですよここ。

 出石蕎麦、あれは城之崎のあたりの名産だ、だったのだけれども伊丹は福知山線沿線なのです、福知山線は京都の福知山を経由するが特急きのさき号が城之崎まで結んでいて、ようするに伊丹も出石蕎麦の名産地とはいえないまでも名産地沿線の延長線なのだ。

 冷たいお蕎麦は美味しかったのだけれど、出石蕎麦、出石蕎麦、これをでいしそばと読むのでは無くいずしそばと読む程度にはわかっていながら、伊丹と城之崎を福知山線で結べなかった、粋というものを理解できていない、今度は食べようと店を後にしました。

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