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【京都発幕間旅情】京浜急行1000系電車,三浦半島と東京を結ぶ本線56kmは特急と快速特急が凄い

2024-10-12 07:00:23 | コラム
■赤い電車は京浜急行
 京浜急行と云えば赤い電車で正にトンネルを超えてその赤い電車がやってきました。

 京浜急行1000系電車が到着します。京浜急行、三浦半島と東京を結ぶ私鉄です。本線が56km、空港線が6.5km、ここに久里浜線や逗子線と大師線などの路線が延びる。歴史としては1931年までなんとか東京に乗り入れる方法を模索していた会社です。

 1931年に鉄道省線品川駅延伸を果たし、戦後は空港輸送という需要に対応し、2010年には京成電鉄の成田スカイアクセス線に乗り入れを開始するなど、関東はどの路線にどこの電車が来るかわかりにくい的な路線を形成してゆくのですけれども。

 京浜急行電車の特色は、飛ばすことです。空港輸送を行うのだから当たり前、と思われるかもしれませんが、これは電車、ウルトラQで空を飛んだのは小田急ロマンスカーですが、京急はウイング号を筆頭にけっこう飛ばす、速度もカーブの通過でも。

 関東の関西私鉄、と昔からの鉄道愛好家は回顧するのですが、その昔は阪急電鉄も京都から大阪までほぼノンストップの、雅洛のような運行を行っていました、だから阪急6300系は極端に扉の間隔を空けて客室容積を目一杯とっていたのだけれど。

 横浜を通過するウイング号、という京浜急行のノンストップぶりを示す表現がありますけれども、飛ばすというのは印象のようなものもありまして、そうここ横須賀の界隈はトンネルが連続する中をかなりの速度で快速特急なんかは走る故、速く感じて。

 クロスシート車がおおい、速く感じるもう一つの所以は関東私鉄としてはクロスシート車が一定数運行されているので、ロングシート車よりも車窓を見る機会があり、これが速いという印象を、車両アコモゼーションとともに感じさせるのかもしれませんね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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