■防衛情報-ウクライナ戦争
防衛産業を急激な生産に曝した場合は危険が生じる事をロシアが証明しているものd平時から有事の際の拡張を真剣に検討すべきとおもう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/40/28b4679937a32ddb54d4f18ad3b37cdd.jpg)
ロシア中部ウドムルト共和国中心都市近郊にあるミサイル工場が爆発した、イギリス国防省ウクライナ戦況報告2月9日付発表において概況が示されました。ウドムルト共和国イジェフスク近郊にあるミサイル工場ではイスカンデル弾道ミサイルを生産しており、爆発の様子がSNSに投稿、ロシア国営タス通信は計画的実験による爆発と報じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/79/f6c90953dcb2008ee931b7ea4db31a68.jpg)
イスカンデル弾道ミサイルの工場は、ウクライナから1200㎞離れており、また周辺ではUAV等の目撃情報もないため事故とも考えられるとのこと。1月15日にロストフのカメンスキー化学工場、昨年11月26日にはチェリャビンスク戦車工場、11月10日のコトフスク弾薬工場、同10月31日のソリカムスク弾薬工場、軍事工場の事故が多発中だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/74/c073fb2bfba968821bf0c994c6744ee7.jpg)
ロシア国内では軍需工場の事故などが多発していますが、この要因としてロシアウクライナ戦争の長期化により操業人員不足下での無理な24時間操業、工場要員の徴兵による人員不足とずさんな生産計画の追認的了承の日常化、工場施設点検の不備と休眠施設の無理な稼働、揮発性原料や可燃性原料の管理不備などが原因として考えられるとのこと。
■アウディイフカ市街地
弾薬不足、弾薬不足、弾薬不足、が原因だ。いや日本の安全保障や防衛を視た場合でもようやくこの直近数年間で備蓄重視にきり変えつつありますが弾薬備蓄は上限を考えてはならない事の一例といえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/74/574c1ad312408d6eb9516427033b201d.jpg)
アウディイフカ市街地は2015年にロシア軍が制圧したドネツク国際空港から約5㎞の地域に所在し、E50高速道路と河川に隔てられたアウディイフカそのものが鉄道重要拠点となっています。市街地北側にはピソチヌイカールヤー湖があり、湖に隣接した西側にコークス工場が所在し池沼地帯が北辺を固めています、市街地東側にはH20高速道路が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/95/0ea2e52f941f4aca92f22ab42c64a9d3.jpg)
アウディイフカ周辺市街地は、ドネツク国際空港東方にスパルタク、空港東側にはヤコヴリフカ、空港北方にオプトネ、空港北西にヴォーダインの町が、河川沿いに点在している。H20高速道路沿いにクルタバルカとカムヤンカ、アウディイフカ北側にはクラスノホリフカ、アウディイフカ南部にはツアルスカオホタの住宅地がひろがるという地形で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/3d/4055bbd2d29cb48aab4533e767ce8db1.jpg)
市街地が危機的状況にある、これはこの2週間でオプトネとツアルスカオホタでロシア軍が前進し市街地南部に浸透しつつある懸念がある、特にオプトネ東のウクライナ軍防御拠点が孤立しかねない危険な突出部を形成、占領された北方のベゼルとカムヤンカからコークス工場に進出の兆候があり、ウクライナ軍補給路が脅かされているのが現状です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
防衛産業を急激な生産に曝した場合は危険が生じる事をロシアが証明しているものd平時から有事の際の拡張を真剣に検討すべきとおもう。
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ロシア中部ウドムルト共和国中心都市近郊にあるミサイル工場が爆発した、イギリス国防省ウクライナ戦況報告2月9日付発表において概況が示されました。ウドムルト共和国イジェフスク近郊にあるミサイル工場ではイスカンデル弾道ミサイルを生産しており、爆発の様子がSNSに投稿、ロシア国営タス通信は計画的実験による爆発と報じました。
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イスカンデル弾道ミサイルの工場は、ウクライナから1200㎞離れており、また周辺ではUAV等の目撃情報もないため事故とも考えられるとのこと。1月15日にロストフのカメンスキー化学工場、昨年11月26日にはチェリャビンスク戦車工場、11月10日のコトフスク弾薬工場、同10月31日のソリカムスク弾薬工場、軍事工場の事故が多発中だ。
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ロシア国内では軍需工場の事故などが多発していますが、この要因としてロシアウクライナ戦争の長期化により操業人員不足下での無理な24時間操業、工場要員の徴兵による人員不足とずさんな生産計画の追認的了承の日常化、工場施設点検の不備と休眠施設の無理な稼働、揮発性原料や可燃性原料の管理不備などが原因として考えられるとのこと。
■アウディイフカ市街地
弾薬不足、弾薬不足、弾薬不足、が原因だ。いや日本の安全保障や防衛を視た場合でもようやくこの直近数年間で備蓄重視にきり変えつつありますが弾薬備蓄は上限を考えてはならない事の一例といえる。
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アウディイフカ市街地は2015年にロシア軍が制圧したドネツク国際空港から約5㎞の地域に所在し、E50高速道路と河川に隔てられたアウディイフカそのものが鉄道重要拠点となっています。市街地北側にはピソチヌイカールヤー湖があり、湖に隣接した西側にコークス工場が所在し池沼地帯が北辺を固めています、市街地東側にはH20高速道路が。
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アウディイフカ周辺市街地は、ドネツク国際空港東方にスパルタク、空港東側にはヤコヴリフカ、空港北方にオプトネ、空港北西にヴォーダインの町が、河川沿いに点在している。H20高速道路沿いにクルタバルカとカムヤンカ、アウディイフカ北側にはクラスノホリフカ、アウディイフカ南部にはツアルスカオホタの住宅地がひろがるという地形で。
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市街地が危機的状況にある、これはこの2週間でオプトネとツアルスカオホタでロシア軍が前進し市街地南部に浸透しつつある懸念がある、特にオプトネ東のウクライナ軍防御拠点が孤立しかねない危険な突出部を形成、占領された北方のベゼルとカムヤンカからコークス工場に進出の兆候があり、ウクライナ軍補給路が脅かされているのが現状です。
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