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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-千葉,北習志野の焼き鳥屋さん"おおすぎ"はインターネット時代のオアシス

2023-01-28 14:11:56 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 おおすぎ、まつしげ、くらま、大杉漣さんや松重豊さんはじめこの人は素晴らしい俳優さんだなあと思っていますとその名のお店を見つければ入ってゆく事も多い。

 インターネットよりも自分の感覚を信じて、こう言い続けているのですがやはり不慣れな街は難しい、そこで北習志野ではスマートフォンを活用して散策してみたのですが、なるほど、食べログなんかの情報は更新が遅いと、ラストオーダー30分前に到着したつもりが。

 空挺団降下訓練始めの日、北習志野で途中下車の旅としましたのは、実は習志野というのは鉄道で千葉に行くのは相当大回りする場所、時計を見ればホテルのある駅前まで戻れば間に合わない為ですが、行けばその時間は今の閉店時間、ということもあるのですね。イタリアン、食べたかった。

 イタリアンな気分でしたが、しかし時間帯が一定を過ぎれば閉店だらけになり、折角の散策が夕食はコンビニ飯となってしまう、これは避けたい、いや避けなけれならないがどうしたものか、そんな時にとう色のお店が見えまして、クリーニング屋にも一瞬見えました。

 焼き鳥かあ、大将さんが美味しそうな香りと共に焼き上げていまして、これ一瞬馴染みのお好み焼き屋さんにも似ていたのですが、大将ヤッテルウ?的な気軽さで暖簾を、潜ろうと思いつつ勝手口を開けてしまい、そうではなく玄関風の入り口からなかへとはいります。

 ウィスキーハイボールで先ず一杯、こういうところは先ず焼き上げるまでに最初の一杯を頼まないと女将さんとの会話がはずまない、座って落ち着くと先客の方はもう帰ろうかというところで、時間は大河ドラマどうする家康第一話がそろそろ終わるという頃合いで。

 御通し、注文する前に一息と一口いけるのは本当にありがたい、疲れているので空腹感も凄いのです、さて注文というところですが、一回あたり複数本注文すれば良いので、しかし先客の方曰くどれも美味しいらしい、では、一本ずつ全部一通り、試してみればいいか。

 インターネットの情報、しかし、食べログではまともな写真のない居酒屋、これは後で調べてわかったのですが、しかし直感で、ここののれんがでているからは行ってみよう、と暖簾をくぐった焼鳥屋さんが、すごく美味しく、アットホームなオアシスという印象のお店です。

 大将さん、そろそろ暖簾を仕舞おうかという頃合いに家電量販店の袋を下げた当方みたいな来客ですけれども、女将さんがこういうひとですから、と世間話とともに、なにか友人の親戚のおばさん家に行ったみたいだなあと、ハイボールを口に運びます、これが美味い。

 アットホームとは、と聞き返されそうですが、単純にカウンターやテーブルなどがなく、畳の上にカーペットを敷きましてちゃぶ台くらいのテーブルに座布団で落ち着きながら一杯やれる、ありそうでなかなか無いような最初以外敷居の無い居心地の良さがあります。

 焼き鳥は、美味しかった。焼き立てなのだけれども、そうこういうお店は雰囲気も味わいの一つなのですね。そしてテレビは卓上に小さいのは、必殺仕事人2023までコンパクトテレビでみれてしまった、という。やはり散策には情報よりも直感が必要と感じました。

 シオよりタレの方がうまいんだよ、大将が最初の注文で乗り気でなかったようなのは当方が最初すべてシオで注文したからのようで、なるほど、タレ、これは自信があるのだというのは一口齧ってわかった、おいしいです。それにレモンサワーとも良く合うおいしさ。

 必殺仕事人2023とともに焼き鳥、タブレットPCくらいの大きさのテレビなのですが、習志野の世間話と、時代劇と、美味しい焼き鳥に、一軒家のストーブ前の暖かさ、やっぱりインターネットの食べ物屋さんサイト情報なんてあてにならないなあ、なんておもったり。

 スペイン料理かあ。駅への帰路にもう一つ気になるお店がありまして、しかもここは深夜営業しているようだ、ただ、疲れたのでまた今度、いつになるか分らないけれどもパエリア美味しそうだ、と考えつつ、北習志野は面白いという印象とともにホテルへ戻りました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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