◆観艦式2009情報
本日は、七夕であるとともに、アメリカでは、マクナマラ元国防長官の訃報が伝わってきた。同時に、本日、海上自衛隊より今年度の観艦式の概要が発表された。
観艦式は、一国で開催できる観艦式としては世界最大規模、数十隻の艦艇、数十機の航空機が参加する。実施日は10月25日、実施海域は相模湾。今回の観艦式のキャッチフレーズは、愛知県在住の方が考案した“守る!この海と未来”。ロゴマークは、埼玉県在住の男性が考案した世界を結ぶ海を日の丸に見立て、哨戒機、護衛艦、潜水艦が往く、という力強いものが採用されている。
観艦式、現在は、陸海空自衛隊が毎年持ち回りで実施されている自衛隊記念日の行事という位置づけとなり、陸上自衛隊中央観閲式、航空自衛隊航空観閲式と並び三年に一度実施される行事となっている。インド洋での実任務の増加を背景に、その実施規模が注目されるが、参加艦艇、参加航空機の詳細は、現在調整中とのこと。
もしかしたらば、実任務と従来の訓練とを両立するために、予行の期間を縮小できる停泊式観艦式、ということもありえるのかな、と少し考えていたのだが、従来通り、相模湾で行われるとのこと。付帯広報行事に、展示訓練、青少年体験航海、艦艇一般公開、広報演奏、満艦飾、電燈艦飾は行われるようだ。
護衛艦や各種艦艇が列をなして海を往き、上空を各種航空機が編隊を組む。転じ訓練では、実弾が使用され、その様子は壮観の一言に尽きる。観艦式とともに、同じ内容で行われる予行。その応募受付は、7月20日海の日から開始することが出来るよう、鋭意準備中とのこと。詳しくは海上自衛隊HP[http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/200907/070701.html]を参照されたい。
HARUNA
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