イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

和解と平和・・・日本のいちばん長い日!

2008-05-13 | 第五章「和解と平和」

 先日寄った北の丸公園の端にある、国立近代美術館工芸館の写真である。この建物は旧近衛師団司令部として使われ、戦後に貴重な明治の建築物であり、重要文化財の指定を受けている。

 東映の映画「日本のいちばん長い日」で、8月15日に若手将校が師団長を射殺してクーデターを図った舞台、として記憶されている方も多いと思う。

 悩ましい歴史を抱えた建物であるが、現在は美術館として、素晴らしい芸術作品を展示している。時代の移り変わりを感じるとともに、和解とは何か、平和とは何かも考えさせられる。

 30回にわたり、和解と平和について考え続けてきた。人は意識の世界だけでなく、無意識の世界にも理想をそれぞれ持つという。生き甲斐の心理学を勉強して、気づいたことの一つは、自分のこころの中のそうした多重性である。他人との諍い、自分のうちの葛藤はそうした人間のこころの仕組みと関係がある。

 そして、人間関係は「覆水盆にかえらず」といったところがある。もちろん自分だけでなく、他人の問題もある。人それぞれの理があると悟り、自分が神に受容されるように、人を受容していければと思う。和解と平和への道は、憂いも深いが喜びも大きい。

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このブログは生き甲斐の心理学を参考にしています。

生き甲斐の心理学
植村 高雄
ユースフルライフ研究所

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